当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が小さくなってきているものの、原材料価格の高止まりや、世界的な金融引き締めに伴う景気下振れリスクが高まり、先行きが不透明な状況になっております。一方で、生産性向上や社会のデジタル化への対応など、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進がますます重要視されており、当社は、引き続き、DXを推進する事業を展開してまいります。
当社グループのソフトウェア関連事業の概要は、下表のとおりであります。
(注)従来のAI映像解析・分析を第1四半期連結会計期間より、建設DXサービスに名称を変更しております。この変更は名称の変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
建設DXサービス事業について、当社が重要視している採用企業数(累計)と採用トンネル数(累計)の進捗は下記の通りになります。
当第3四半期連結累計期間において、「切羽AI評価サービス」が、(株)森本組と清水建設(株)のトンネル工事現場で使用開始されたことで、当社建設DXサービスの採用企業数(累積社数)は10社となり、採用トンネル数(累積本数)は40本に達しました。
IoTソリューション事業について、戸田建設(株)と施工中の山岳トンネル建設現場において、環境測定、クラウドによる一元管理、iOSアプリで可視化するシステムを共同で開発し、実証運用を開始しております。
① 売上高の分析
(ロイヤリティ収入)
当第3四半期連結累計期間のロイヤリティ収入は、当社ソフトウェアが搭載されている顧客の製品種類が増えた一方で、出荷台数が低調であった顧客製品があったことにより、前年同四半期比8百万円の減収となりました。
(受託開発収入)
当第3四半期連結累計期間の受託開発収入は、セキュリティ&プライバシー事業での受託開発案件が寄与し、前年同四半期比11百万円の増収となりました。
(保守・サポート収入)
当第3四半期連結累計期間の保守・サポート収入は、受託開発案件での保守・サポートが減少したことで、前年同四半期比14百万円の減収となりました。
この結果、当社グループ全体としては、売上高は582百万円(前年同四半期比2.0%減)となりました。
形態別売上高は、下表のとおりであります。
(単位:百万円未満切捨て)
② 販売費及び一般管理費、営業損益の分析
当第3四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は300百万円(前年同四半期比7.4%減)、営業損失は7百万円(前年同四半期は営業損失7百万円)となりました。
③ 営業外損益、経常損益の分析
当第3四半期連結累計期間における営業外収益は、円安が進んだことを受け、為替差益が生じたことなどで12百万円(前年同四半期比47.3%減)となり、経常利益は5百万円(同65.6%減)となりました。
④ 親会社株主に帰属する四半期純損益の分析
当第3四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純損失は、和解金の支払の影響により153百万円(前年同四半期は5百万円の純利益)となりました。
(単位:百万円未満切捨て)
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産・負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。
① 流動資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は1,193百万円であり、前連結会計年度末に比べ153百万円減少しました。これは、主として、現金及び預金の減少80百万円の他、売掛金が18百万円減少、ライセンス費用の払い出し等により原材料が36百万円減少、開発案件の売上計上に伴い仕掛品が7百万円減少したことによるものであります。
(単位:百万円未満切捨て)
② 固定資産
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は46百万円であり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少しました。これは、主として、ソフトウエアが1百万円減少したことによるものであります。
③ 流動負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は150百万円であり、前連結会計年度末に比べ9百万円減少しました。これは、未払法人税等が8百万円減少したことなどによるものであります。
④ 固定負債
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は10百万円であり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少しました。これは、繰延税金負債が2百万円減少したことなどによるものであります。
⑤ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産は1,077百万円であり、前連結会計年度末に比べ143百万円減少しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失153百万円を計上したこと、および為替相場が円安になったことで為替換算調整勘定が7百万円増加したことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は24百万円(前年同期比25百万円の減少)であります。主な内容は、AI関連製品および4K高解像度関連製品の開発に関連するものであります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。