当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは発生しておりません。また、当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用関連会社)が判断したものであります。
当社グループは、2020年9月に発表したポストコロナ社会に向けた対応方針である「変革のスピードアップ」のもと、「安全」を引き続き経営のトッププライオリティと位置づけ、「収益力向上」、「経営体質の抜本的強化」、「成長の基盤となる戦略の推進」および「ESG経営の実践」に取り組み、グループ経営ビジョン「変革 2027」の実現に向けた歩みを加速しました。
当第2四半期連結累計期間の営業収益は、新型コロナウイルス感染症による影響からの需要回復が進み、すべてのセグメントが増収となったことにより、前年同期比16.6%増の1兆2,998億円となりました。また、これに伴って営業利益は前年同期比187.5%増の1,917億円、経常利益は前年同期比318.1%増の1,655億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比331.9%増の1,170億円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末の資産残高は、現金及び預金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,028億円増の9兆5,547億円、負債残高は社債の増加などにより、前連結会計年度末に比べ765億円増の6兆9,307億円、純資産残高は利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ1,262億円増の2兆6,239億円となりました。
[セグメント別の状況]
新型コロナウイルス感染症による影響からの需要回復が進み、鉄道運輸収入が増加したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比16.4%増の9,345億円となり、営業利益は前年同期比583.0%増の1,183億円となりました。
新型コロナウイルス感染症による影響からの需要回復が進み、エキナカ店舗の売上が増加したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比17.1%増の1,966億円となり、営業利益は前年同期比97.6%増の231億円となりました。
新型コロナウイルス感染症による影響からの需要回復が進み、ホテルやショッピングセンターの売上が増加したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比11.1%増の1,888億円となり、営業利益は前年同期比26.4%増の403億円となりました。
ICカード事業関連の売上が増加したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比17.0%増の1,116億円となり、営業利益は前年同期比109.5%増の91億円となりました。
(注) 当社は、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 平成22年6月30日)および「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号 平成20年3月21日)におけるセグメント利益について、各セグメントの営業利益としています。
(参考)
当社の鉄道事業の営業実績
① 輸送実績
(注) 「関東圏」とは、当社首都圏本部、横浜支社、八王子支社、大宮支社、高崎支社、水戸支社および千葉支社管内の範囲であります。
② 収入実績
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前四半期純利益が増加したことなどにより、流入額は前年同期に比べ1,261億円増の2,545億円となりました。
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローについては、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したことなどにより、流出額は前年同期に比べ335億円増の2,584億円となりました。
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローについては、流入額が前年同期に比べ645億円増の1,904億円となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,878億円増の4,028億円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末のネット有利子負債残高は4兆5,843億円となりました。なお、「ネット有利子負債」とは、連結有利子負債残高から連結現金及び現金同等物の第2四半期連結会計期間末残高を差し引いた数値であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営環境および対処すべき課題等について、重要な変更はありません。
コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進むなか、引き続きお客さまのご利用は着実に回復していくと想定しておりますが、ライフスタイルの変容等により、以前の水準には戻らないと考えております。
このような状況を踏まえ、当社グループは、私たちの強みであるリアルなネットワークとデジタルを掛け合わせ、「融合と連携」の深化・新領域への挑戦により、「ヒト」を起点とした新たな価値・サービスを創造します。それにより、鉄道を中心とする「モビリティ」に関する事業とお客さまの「生活ソリューション」につながる事業の比率「5:5」の早期実現をめざします。
なお、連結業績見通しについては、当第2四半期決算等を踏まえ検討した結果、2023年4月27日発表の通期の予想から変更いたしません。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費総額は、62億円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間に完了した主要な設備の新設は次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間において、運輸事業の輸送改善等である「首都圏主要線区ワンマン運転に伴う
工事」について、設備整備エリアを拡大したため、予定総額を48,485百万円に変更しております。
② 大規模改修
当第2四半期連結累計期間において、運輸事業の安全・安定輸送対策である「大規模地震対策工事」につい
て、対象エリア・設備を拡大したため、予定総額を689,192百万円に変更しております。
③ 新たな設備の計画
当第2四半期連結累計期間において、運輸事業および不動産・ホテル事業について、以下の件名に着手して
おります。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは2,545億円の流入、投資活動によるキャッシュ・フローは2,584億円の流出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,904億円の流入となり、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は4,028億円となりました。
当第2四半期連結会計期間末のネット有利子負債残高は4兆5,843億円となりました。なお、当第2四半期連結会計期間末の有利子負債残高は、4兆9,871億円であります。
当社は、当第2四半期連結累計期間に国内において償還期限を2033年から2073年の間とする5本の無担保普通社債を総額800億円発行いたしました。また、海外において償還期限を2032年および2043年とする2本の無担保普通社債を総額13億ユーロ(2,060億円)発行いたしました。
短期資金の需要に対応するため、主要な銀行に総額3,600億円の当座借越枠を設定しておりますが、当第2四半期連結会計期間末における当座借越残高はありません。さらに、銀行からのコミットメント・ライン(一定の条件のもと契約内での借入れが自由にできる融資枠)を総額600億円設定しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の締結および変更はありません。