第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続きました。先行きについては、世界的な金融引き締めに伴う影響など、海外景気の下振れがリスクとなっております。また、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。

建設業界におきましては、政府建設投資、民間建設投資ともに微増傾向にありますが、建設資材の価格高騰等の影響により、注視が必要な状況が続いております。

このような状況の中で、当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は以下のとおりとなりました。

建設事業受注高は、国内土木工事が増加しましたが、海外工事及び国内建築工事が減少したことにより、前年同四半期比31,660百万円減少21.1%減)の118,118百万円となりました。

売上高は、国内土木工事が減少しましたが、国内建築工事及び海外工事が増加したことにより、前年同四半期比33,690百万円増加21.4%増)の190,964百万円となりました。営業利益は、前年同四半期比205百万円増加2.1%増)の9,911百万円となりました。経常利益は、前年同四半期比98百万円増加0.9%増)の10,656百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期比213百万円減少2.9%減)の7,151百万円となりました。

 

報告セグメント等の業績は以下のとおりであります。(セグメントの業績は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。) 

なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

① 土木事業

当セグメントは主に国内土木工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、当第2四半期連結累計期間の後半にかけては順調に推移しておりますが、第1四半期連結累計期間に発生した一部大型工事の進捗遅れ等の影響が残り、前年同四半期比5.9%減47,042百万円となりました。セグメント利益は、期首計画を上回って推移しているものの、上記売上高の減少の他、高採算の工事が前連結会計年度に竣工した反動もあり、前年同四半期比25.7%減4,416百万円となりました。

当社単体の国内土木工事の受注高は、官公庁工事及び民間工事が増加したことにより、前年同四半期比22,193百万円増加102.4%増)の43,864百万円となりました。

 

② 建築事業

当セグメントは主に国内建築工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、前連結会計年度を上回る期首計画が予定通り進捗したため、前年同四半期比43.4%増109,071百万円となりました。利益につきましては、当第2四半期連結累計期間の後半にかけて回復傾向にありますが、主に前連結会計年度までに受注した複数の低採算工事が進捗したことにより完成工事総利益率が低下し、セグメント損失597百万円(前年同四半期は922百万円のセグメント損失)となりました。

当社単体の国内建築工事の受注高は、官公庁工事及び民間工事が減少したことにより、前年同四半期比12,929百万円減少16.4%減)の65,995百万円となりました。

 

③ 国際事業

当セグメントは主に海外土木工事及び海外建築工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、前年同四半期比41.8%増15,732百万円となりましたが、セグメント損失は163百万円(前年同四半期は794百万円のセグメント損失)となりました。

当社単体の海外土木工事及び海外建築工事の受注高は、前年同四半期比34,122百万円減少83.2%減)の6,884百万円となりました。

 

④ アセットバリューアッド事業

当セグメントは主に保有不動産の販売及び賃貸収入により構成されております。当セグメントの売上高は、前年同四半期比3.2%減19,803百万円となり、セグメント利益は、前年同四半期比15.4%増6,715百万円となりました。

 

⑤ 地域環境ソリューション事業

当セグメントは主に再生可能エネルギー事業及びまちづくり事業の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、前年同四半期比47.7%減23百万円となり、セグメント損失は445百万円(前年同四半期は334百万円のセグメント損失)となりました。

 

当社グループが営んでいる事業の大部分を占める建設事業では、受注請負形態をとっております。

参考までに提出会社個別の建設事業における受注工事高、完成工事高及び繰越工事高は次のとおりであります。

期別

区分

期首
繰越工事高
(百万円)

受注工事高
(百万円)


(百万円)

完成工事高
(百万円)

繰越工事高
(百万円)

前第2四半期累計期間
自 2022年4月1日
至 2022年9月30日

土木工事

255,807

63,045

318,852

56,493

262,359

建築工事

308,211

78,558

386,769

77,285

309,483

564,018

141,603

705,621

133,778

571,842

当第2四半期累計期間
自 2023年4月1日
至 2023年9月30日

土木工事

285,820

50,667

336,488

55,691

280,796

建築工事

309,956

66,077

376,033

108,429

267,604

595,777

116,745

712,522

164,121

548,401

前事業年度
自 2022年4月1日
至 2023年3月31日

土木工事

255,807

148,385

404,192

118,372

285,820

建築工事

308,211

179,015

487,226

177,269

309,956

564,018

327,401

891,419

295,642

595,777

 

 

当社グループの財政状態は以下のとおりであります。

当第2四半期連結会計期間末の資産は、販売用不動産が減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金等や投資有価証券、未成工事支出金が増加したことから、前連結会計年度末と比較して30,011百万円増加5.8%増)の543,635百万円となりました。

負債は、短期借入金が減少しましたが、コマーシャル・ペーパーや1年内償還予定の社債が増加したことから、前連結会計年度末と比較して19,682百万円増加5.5%増)の377,157百万円となりました。

純資産は、その他有価証券評価差額金や利益剰余金が増加したことから、前連結会計年度末と比較して10,329百万円増加6.6%増)の166,477百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して0.2ポイント増加し、29.2%となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前年同四半期末と比較して10,427百万円減少15.3%減)の57,564百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が10,576百万円となり、預り金の増加により資金が増加しましたが、売上債権や未成工事支出金の増加により資金が減少し、5,062百万円の支出超過(前年同四半期は38,304百万円の収入超過)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や投資有価証券の取得により資金が減少し、12,350百万円の支出超過(前年同四半期は10,295百万円の支出超過)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済等により資金が減少しましたが、コマーシャル・ペーパーの発行等により資金が増加し、19,753百万円の収入超過(前年同四半期は9,466百万円の支出超過)となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は989百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

第3 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

160,000,000

160,000,000

 

 

② 【発行済株式】

種類

第2四半期会計期間
末現在発行数(株)
(2023年9月30日)

提出日現在発行数(株)
(2023年11月7日)

上場金融商品取引所名
又は登録認可金融商品
取引業協会名

内容

普通株式

55,591,502

55,591,502

東京証券取引所
プライム市場

単元株数は100株であります。

55,591,502

55,591,502

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金増減額
(百万円)

資本金残高
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

2023年9月30日

55,591

23,513

20,780