【連結財務諸表注記】

 

1 報告企業

 株式会社リコー(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社の連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。当社グループは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ及びその他のセグメントにおいて、開発、生産、販売・サービス等の活動を展開しております。各分野の内容については、注記5 事業セグメント に記載しております。

 

 

2 作成の基礎

(1)連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。当社は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 

(2)測定の基礎

当社グループの連結財務諸表は、注記3 重要な会計方針 に記載のとおり、公正価値で測定されている特定の金融商品、退職後給付に係る資産又は負債等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

当社グループ各社の財務諸表に含まれる項目は、当社グループ各社がそれぞれ営業活動を行う主たる経済環境の通貨(以下、「機能通貨」という。)を用いて測定しております。連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

(4)新基準書の適用

当社グループは、当連結会計年度より以下の基準書を適用しております。

 

基準書

基準名

新設・改訂の概要

IAS第12号

法人所得税

BEPS2.0の第2の柱モデルルールを導入するために制定または実質的に制定された税法から生じる法人所得税の会計処理及び開示の要求事項に対する一時的な例外の導入

 

 

(5)新基準書の早期適用

早期適用した基準書等はありません。

 

(6)見積り及び判断の利用

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

 

当社グループは、当連結会計年度の連結財務諸表においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動の停滞及び部材不足や物流の問題に伴う供給の制約による当社グループの業績への影響は、徐々に改善しているものの、資源価格の高騰やインフレ等の影響は、翌連結会計年度以降においても一定程度残るものと仮定しております。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機にしたオフィスの縮小や在宅勤務の定着によるオフィスへの出社率の低下といった新しい働き方の浸透を鑑み、新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には今後も完全には戻らないこと、及び部材等のコスト上昇への対応等による販売価格の変動等による業績への影響を考慮しております。

 

見積り及び仮定のうち、当社グループの連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える事項は、有形固定資産、無形資産及びのれんの減損、及び繰延税金資産の認識であります。当社グループは、上述の仮定に基づいて将来の事業計画を設定した上で、のれん及び固定資産の減損テストや繰延税金資産の回収可能性の評価を行っております。詳細につきましては、注記12 減損損失(有形固定資産、無形資産及びのれんの減損)及び注記21 法人所得税(繰延税金資産の認識)をそれぞれ参照ください。

 

なお、上述の事項以外に翌連結会計年度において重要な修正をもたらすリスクのある仮定及び見積りの不確実性に関する事項は以下のとおりです。

注記13 リース(リース期間の見積り)

注記18 引当金(債務を決済するために必要となる支出の見積り)

注記22 従業員給付(確定給付制度債務の現在価値等の見積り)

注記25 金融商品及び関連する開示(貸倒引当金、金融商品の公正価値の見積り)

注記27 売上高(収益の認識における変動対価の見積り)

 

 

3 重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。のれんは、取得日時点で移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額、及び段階取得の場合には取得日以前に保有していた被取得企業の資本持分の取得日公正価値の合計額から、取得日時点の識別可能な取得資産及び引受負債の純認識額を控除した額で、測定しております。この差額が負の金額である場合には即時に純損益として認識しております。企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行います。発生した取得費用は損益として処理しております。

共通支配下における企業結合取引、すなわち、すべての結合企業又は結合事業が最終的に企業結合の前後で同じ当事者によって支配され、その支配が一時的なものではない企業結合取引については、帳簿価額に基づき会計処理しております。

 

② 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、企業に対するパワーによりそのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合、当社グループはその企業を支配しています。
 子会社の財務諸表は、支配を獲得した日から支配を喪失する日までの間、当社の連結財務諸表に含まれております。
 子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表の調整を行っております。
 連結財務諸表の作成にあたり、連結会社間の債権・債務及び連結会社間の取引は、消去しております。

支配が継続する子会社に対する当社の持分変動は、資本取引として会計処理しております。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、当社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。
  支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益で認識しております。

 

③ 関連会社

関連会社とは、当社グループがその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配をしていない企業をいいます。
 関連会社(以下、持分法適用会社)への投資は、持分法を用いて会計処理しており、取得時に取得原価で認識しております。当社グループの投資には、取得時に認識したのれんが含まれております。
  連結財務諸表には、重要な影響が開始した日から終了する日までの持分法適用会社の収益・費用及び持分の変動に対する当社持分が含まれております。持分法適用会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて修正しております。

 

(2) 外貨

① 外貨建取引

外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループの各機能通貨に換算しております。期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に再換算しております。
 再換算及び決済により発生した換算差額は、その期間の純損益で認識しております。

 

 

② 在外営業活動体

在外営業活動体の資産及び負債は、取得により発生したのれん及び公正価値の調整額を含め、期末日の為替レートで換算しております。また、在外営業活動体の収益及び費用は、為替レートが著しく変動している場合を除き、期中の平均レートで換算しております。為替レートに著しい変動がある場合には、取引日の為替レートが使用されます。
 換算差額はその他の包括利益で認識しております。在外営業活動体を処分し、支配、重要な影響力を喪失する場合には、この在外営業活動体に関連する換算差額の累積額は、処分に係る利得又は損失の一部として純損益に振り替えられます。

 

(3) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に一定の金額に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(4) 棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のうちいずれか低い方の金額で測定しております。棚卸資産の取得原価には、購入原価及び加工費が含まれており、主として総平均法に基づいて算定されております。加工費は、固定及び変動製造間接費の適切な配賦額を含んでおります。

正味実現可能価額は、通常の事業過程における予想売価から、完成までに要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除した金額であります。

 

(5) 売却目的で保有する資産

継続的使用ではなく、主に売却取引により帳簿価額が回収される非流動資産(又は処分グループ)は、売却目的保有として分類しております。

非流動資産(又は処分グループ)を売却目的へ分類するためには、現状のままで直ちに売却することが可能であり、かつ、経営者が非流動資産(又は処分グループ)の売却計画の実行を確約し、売却が1年以内に完了する見込みである場合に限っており、その売却の可能性が非常に高いと言えることを条件としております。

売却目的保有へ分類した後には、非流動資産(又は処分グループ)を帳簿価額と売却費用控除後の公正価値のいずれか低い方の金額で測定し、減価償却を行っておりません。

非流動資産(又は処分グループ)の測定について、当社グループは、売却コスト控除後の公正価値までの当初又は事後の評価減にかかる減損損失を純損益で認識しており、利得を認識する場合には過去に認識した減損損失累計額を超えない金額を上限としております。

 

(6) 有形固定資産

① 認識及び測定

有形固定資産については、原価モデルを適用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で表示しております。

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、資産の解体・除去等に係る費用の見積り額が含まれております。

有形固定資産の構成要素の耐用年数が構成要素ごとに異なる場合は、それぞれ別個の有形固定資産項目として計上しております。

 

② 取得後の支出

通常の維持及び補修に係る支出については発生時に費用として処理し、主要な取替及び改良に係る支出については、その支出により将来当社グループに経済的便益がもたらされることが見込まれる場合に限り資産計上しております。

 

③ 減価償却

土地及び建設仮勘定以外の有形固定資産は、主として見積耐用年数にわたる定額法で減価償却を行っております。主な有形固定資産の見積耐用年数は建物及び構築物が2年から60年、機械装置及び運搬具が1年から20年、工具器具及び備品が1年から20年であります。減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、連結会計年度期末日ごとに見直しを行い、必要に応じて改定しております。

 

 

(7) のれん及び無形資産

① のれん

のれんの当初認識時における測定は、「(1) 連結の基礎 ① 企業結合」に記載しております。のれんについては償却を行わず、取得原価から減損損失累計額を控除して測定しております。

 

② 無形資産

当社グループは、無形資産の測定において原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

(ⅰ)自社利用ソフトウエア

当社グループは、自社利用ソフトウエアの取得及び開発に際し発生した内部及び外部向けの一定の原価を資産計上しております。これはアプリケーション開発段階及びソフトウエアのアップグレードや機能性を付加する増強の際に発生するもので、概ね2年から10年にわたり定額法で償却しております。

(ⅱ)開発資産

当社グループの開発活動(又は内部プロジェクトの開発局面)で発生した費用は、以下のすべての条件を満たしたことを立証できる場合にのみ、資産計上しております。

  ・使用又は売却できるように無形資産を完成させることの技術上の実行可能性
 ・無形資産を完成させ、さらにそれを使用又は売却するという企業の意図
 ・無形資産を使用又は売却できる能力
 ・無形資産が蓋然性の高い将来の経済的便益を創出する方法

 ・無形資産の開発を完成させ、さらにそれを使用又は売却するために必要となる、適切な技術上、財務上及び

  その他の資源の利用可能性
 ・開発期間中の無形資産に起因する支出を、信頼性をもって測定できる能力

これらの開発資産の償却は、当該プロジェクトの終了の後、量産が開始される時点より償却され、当該開発資産が正味のキャッシュ・インフローをもたらすと期待される2年から10年の見積耐用年数にわたって定額法により行っております。なお、上記の資産計上の要件を満たさない開発費用及び研究活動に関する支出は、発生時に費用処理しております。

(ⅲ)その他の無形資産

個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。企業結合の一部として取得し、のれんと区別して認識された無形資産は、当初認識時に取得日時点の公正価値で測定しております。

(ⅳ)償却(開発資産を除く)

耐用年数の確定できる無形資産については、経済的耐用年数にわたって償却し、減損の兆候がある場合には減損の有無を判定しております。耐用年数が確定できる無形資産は、主にソフトウエア、顧客関係及び商標権からなっており、その見積耐用年数にわたり定額法で償却しております。その見積耐用年数は1年から20年です。耐用年数が確定できない無形資産又は未だ使用可能ではない無形資産は償却を行わず、耐用年数が明らかになるまで減損テストを行っております。

 

(8) 有形固定資産、使用権資産、のれん及び無形資産の減損

当社グループは、棚卸資産及び繰延税金資産を除く非金融資産の帳簿価額について、報告期間の末日ごとに減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額に基づく減損テストを実施しております。のれん、耐用年数を確定できない無形資産及び未だ使用可能ではない無形資産については、減損の兆候の有無に関わらず毎年減損テストを実施しております。

減損テスト実施の単位である資金生成単位については、他の資産又は資産グループのキャッシュ・インフローから概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させるものとして識別される資産グループの最小単位としております。のれんの資金生成単位については、内部管理目的でモニターされている最小の単位で、集約前における事業セグメントの範囲内となっております。

資産又は資金生成単位の回収可能価額は、処分費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間価値及び将来キャッシュ・フローの見積りにおいて考慮されていない当該資産に固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いております。

全社資産は独立したキャッシュ・インフローを生成しないため、全社資産に減損の兆候がある場合、当該全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額に基づき減損テストを実施しております。

減損損失は、資産又は資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合に認識しております。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に当該単位内のその他の資産に対し、各資産の帳簿価額の比に基づき配分しております。

過去の期間に減損損失を認識した資産又は資金生成単位については、過去の期間に認識した減損損失の戻し入れの兆候の有無を判断しております。減損損失の戻し入れの兆候が存在する資産又は資金生成単位については、回収可能価額を見積り、回収可能価額が帳簿価額を上回る場合に減損損失の戻し入れを行っております。減損損失の戻し入れ後の帳簿価額は、減損損失を認識しなかった場合に戻し入れが発生した時点まで減価償却又は償却を続けた場合の帳簿価額を上限としております。なお、のれんに関連する減損損失は戻し入れをしておりません。

 

(9) リース

① 借手としてのリース

当社グループは、リースの契約時に、当該契約がリース又はリースを含んだものであるのか否かを判定しております。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合には、当該契約はリースであるか又はリースを含んでいると判定しております。

原資産が不動産である場合、契約の対価を、独立価格の比率に応じてリース構成部分と非リース構成部分に配分しております。また、原資産が不動産以外である場合、リース構成部分と非リース構成部分を区別せずに、単一のリース構成部分として会計処理をすることを選択しております。契約がリースであるか又はリースを含んでいる場合、当社グループはリースの開始日において使用権資産及びリース負債を認識しております。

リース負債は、リース料総額の未決済分を開始日における借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。使用権資産は、リース負債の当初測定額に前払リース料等を調整した額で当初の測定を行っております。

使用権資産については、原価モデルを適用し、見積耐用年数又はリース期間のいずれか短い方の期間にわたって定額法により減価償却しております。リース料は、実効金利法に基づき、金利費用とリース負債の返済額とに配分しております。金利費用は連結損益計算書上、使用権資産に係る減価償却費と区分して表示しております。ただし、リース期間が12か月以内の短期リース及び原資産が少額のリースについては、使用権資産及びリース負債を認識せず、当該リースに関連したリース料を、リース期間にわたり定額法により費用として認識しております。

 

② 貸手としてのリース

契約により、実質的にすべてのリスク及び経済的便益が借手に移転するリースは、ファイナンス・リースとして分類しております。ファイナンス・リース以外のリースはオペレーティング・リースに分類しております。
  製造業者又は販売業者としての貸手となる場合、ファイナンス・リースに係る販売損益は、物品販売と同様の会計方針に従って認識しております。金融収益については、リース期間の起算日以降実効金利法に基づき認識しております。製造業者又は販売業者としての貸手にならない場合、金融収益について、リース期間の起算日以降実効金利法に基づき認識しております。計算利子率は、最低受取リース料総額と無保証残存価値を合計した現在価値を、リース資産の公正価値と貸手の当初直接コストの合計額と等しくする割引率を使用しております。
  オペレーティング・リースに係る収益は、リース期間にわたり定額法で認識しております。

 

(10) 引当金

引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。

貨幣の時間的価値の影響が重要である場合、引当金は当該債務に特有のリスクを反映させた割引率を用いた現在価値により測定しております。

資産除去債務は、資産の解体・除去費用、原状回復費用、並びに資産を使用した結果生じる支出に関して引当金を認識するとともに、当該資産の取得原価に加算しております。将来の見積費用及び適用された割引率は毎年見直され、修正が必要と判断された場合は当該資産の帳簿価額に加算又は控除し、会計上の見積りの変更として処理しております。

製品保証引当金は、製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。なお、製品保証引当金繰入額は、連結損益計算書上、売上原価に含めて表示しております。

 

(11) 政府補助金

政府補助金は、その補助金交付に付帯する諸条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。収益に関する補助金は、補助金により保証される期間にわたって、純損益として認識しています。純損益として認識された補助金については主に関連する費用から控除しております。また、資産の取得に対する補助金は、繰延収益として認識し、補助金の対象設備の耐用年数にわたって、純損益で認識しております。

 

 

(12) 従業員給付

① 退職後給付

当社グループは、確定給付型年金制度及び確定拠出型年金制度を採用しています。

確定給付型年金制度に関連する純債務は、制度ごとに従業員が過年度及び当連結会計年度において獲得した将来給付額の現在価値から制度資産の公正価値を差し引くことにより算定しています。確定給付型年金制度から生じる数理計算上の差異はその他の包括利益で認識し、発生時にその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えています。また、過去勤務費用は発生時に純損益として認識しています。
 確定拠出型年金制度の拠出は、従業員が関連するサービスを提供した時点で費用として認識しています。

 

② 短期従業員給付

短期従業員給付は、関連するサービスが提供された時点で費用として認識しています。当社グループが従業員から過去に提供された労働の結果として支払うべき現在の法的及び推定的債務を負っており、かつその金額を信頼性をもって見積ることができる場合、支払われると見積られる額を負債として認識しています。

 

(13) 株式に基づく報酬

当社グループは、持分決済型の株式報酬制度を採用しております。

持分決済型の株式報酬制度において、受け取ったサービスの対価は、付与した資本性金融商品の付与日における公正価値を参照して測定し、付与日から権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本剰余金の増加として認識しております。

 

(14) 金融商品

当社グループは、非デリバティブ金融資産及び金融負債をそれぞれ、(ⅰ)償却原価で測定する金融資産、(ⅱ)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品、(ⅲ)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品、(iv)純損益を通じて公正価値で測定する金融資産、(v)償却原価で測定する金融負債に分類しています。
 

 ① 当初認識及び測定
  当社グループは、営業債権及びその他の債権を発生日に当初認識しています。通常の方法で売買される金融資産は決済日に当初認識しております。純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は公正価値で当初認識しております。償却原価で測定する金融資産、並びに、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品及び資本性金融商品は、取得に直接起因する取引コストを公正価値に加算した金額で当初認識しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない売上債権は、取引価格で当初測定しております。

 

② 分類及び事後測定

(ⅰ)償却原価で測定する金融資産

当社グループが保有する金融資産のうち、以下の要件をともに満たす場合には、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて保有されている。
  ・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。
  当初認識後、実効金利法を用いて算定し、必要な場合には減損損失を控除した金額で測定しております。実効金利法による償却及び認識が中止された場合の利得又は損失は、当期の純損益で認識しております。
 

(ⅱ)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品

当社グループが保有する金融資産のうち、以下の要件をともに満たす場合には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的とする事業モデルに基づいて保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

当初認識後は公正価値で測定し、事後的な変動のうち、為替差損益、減損利得又は減損損失、利息収益は純損益に認識し、その他の変動は、その他の包括利益に含めて認識しております。認識を中止した場合には、その他の包括利益の累積額を純損益に振り替えております。

 

 

(ⅲ)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

償却原価で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品以外の金融資産のうち、当初認識時に事後の公正価値の変動をその他の包括利益で表示するという取消不能な選択をした資本性金融商品につきましては、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に分類しております。
  当初認識後は公正価値で測定し、その変動額はその他の包括利益として認識しております。当該金融資産の公正価値が著しく下落した場合、又は認識を中止した場合にはその他の包括利益の累積額を利益剰余金に直接振り替えております。
  なお、当該金融資産からの配当金につきましては、純損益として認識しております。
 

(iv)純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

償却原価で測定する金融資産、又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品及び資本性金融資産以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。
  当初認識後は公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。
 

(v)償却原価で測定する金融負債

当社グループが保有する社債及び借入金、営業債務及びその他の債務につきましては公正価値から金融負債の発行に直接帰属する取引費用を控除して当初認識しております。当初認識後は、これらの金融負債は償却原価で測定しております。
 

 ③ 非デリバティブ金融資産及び非デリバティブ金融負債の認識の中止

金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は、当該金融資産の所有に係るリスク及び便益を実質的にすべて移転する取引において金融資産を譲渡する場合に、当該金融資産の認識を中止しております。
 金融負債は、契約上の義務が免責、取消、又は失効となった場合に、認識を中止しております。

 

 ④ 非デリバティブ金融資産の減損

償却原価で測定する金融資産等に係る減損につきましては、当該金融資産に係る予想信用損失に対して貸倒引当金を認識しております。当社グループは、年度の末日ごとに、金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大したかどうかを評価しております。信用リスクが著しく増大しているか否かの判断は、債務不履行が発生するリスクの変化に基づいており、その判断にあたっては、一定の期日経過情報や取引先の財政状態悪化等の客観的情報を考慮しております。

金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、当該金融商品に係る貸倒引当金を12ヶ月の予想信用損失と同額で測定しております。金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融商品に係る貸倒引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない売上債権等につきましては、単純化したアプローチにより貸倒引当金を測定しております。

金融商品の予想信用損失は、以下のものを反映する方法で見積もっております。
   ・一定範囲の生じ得る結果を評価することにより算定される、偏りのない確率加重金額
   ・貨幣の時間価値
   ・過去の事象、現在の状況及び将来の経済状況の予測についての、連結会計期間の末日時点で過大なコストや

   労力をかけずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報
  当該測定に係る金額は、純損益として認識しております。減損損失認識後に減損損失を減額する事象が発生した場合は、減損損失の減少額を純損益として戻し入れております。
 

⑤ 資本

(ⅰ)普通株式

当社が発行した資本性金融商品の発行に直接関連する費用は、資本の控除項目として認識しております。

(ⅱ)自己株式

当初発行後に再取得した自己の資本性金融商品(自己株式)は、支払対価(株式の取得に直接起因する取引コストを含む)を、資本の控除項目として認識しております。自己株式を売却した場合、受取対価を資本の増加として認識しております。

 

⑥ デリバティブ及びヘッジ活動

当社グループは為替、金利に係る市場リスクを管理するためにデリバティブを利用しております。グループ内規定に基づき、売買目的及び投機目的のデリバティブは保有しておりません。当社グループはすべてのデリバティブを連結財政状態計算書に公正価値で認識しております。当社グループはデリバティブの契約を締結する際に、当該デリバティブがヘッジ関係の一部として適格であるか否かの判定を行っております。当社グループはヘッジ会計が適用されるデリバティブを、(ⅰ) 連結財政状態計算書に計上された資産又は負債の公正価値の変動をヘッジするための公正価値ヘッジ、(ⅱ) 連結財政状態計算書に計上された資産又は負債に付随する受払い及び可能性が非常に高い予定取引に関連するキャッシュ・フローの変動をヘッジするためのキャッシュ・フロー・ヘッジのいずれかとして指定しております。

当社グループはリスク管理の目的や様々なヘッジ取引の戦略とあわせて、ヘッジ手段とヘッジ対象の関係について正式に文書化しております。このプロセスには、公正価値ヘッジ又はキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されるすべてのデリバティブと、連結財政状態計算書の特定の資産及び負債又は特定の確定約定あるいは可能性が非常に高い予定取引との関連付けが含まれております。

(ⅰ)公正価値ヘッジ

公正価値ヘッジとして指定されるデリバティブについては公正価値評価され、デリバティブの公正価値の変動による純損益と、ヘッジ対象の公正価値の変動による純損益を相殺しております。

(ⅱ)キャッシュ・フロー・ヘッジ

キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されるデリバティブについては、ヘッジが有効である部分の公正価値の変動額をその他の包括利益に含めて表示し、ヘッジされた取引が純損益に影響を与える時点で純損益に組替えております。キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジの有効でない部分については直ちに純損益に計上しております。

(ⅲ)ヘッジ会計が適用されないデリバティブ

ヘッジ会計が適用されないデリバティブは公正価値で計上し、公正価値の変動額は当期の純損益に計上しております。

 

(15) 収益

当社グループは、以下の5ステップアプローチに基づき収益の認識及び測定を行っています。
 
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する
 
 具体的な収益認識の基準は注記27 売上高 に記載しております。
 

(16) 金融収益及び金融費用

金融収益は主に受取配当金、受取利息及び為替差益から構成されております。受取配当金は当社グループの受領権が確定した日に認識しております。受取利息は実効金利法を用いて発生時に認識しております。

金融費用は主に支払利息及び為替差損から構成されております。支払利息は実効金利法を用いて発生時に認識しております。

 

(17) 法人所得税

法人所得税費用は当期税金費用と繰延税金費用から構成されております。これらは、その他の包括利益又は資本で直接認識する項目から生じる場合、及び企業結合から生じる場合を除き、純損益で認識しております。
 当期税金は、期末日時点において施行又は実質的に施行される法定税率及び税法を使用して算定する当期の課税所得又は損失に係る納税見込額あるいは還付見込額の見積りに、前連結会計年度までの納税見込額あるいは還付見込額の調整額を加えたものです。

 繰延税金資産及び負債は、資産及び負債の会計上の帳簿価額と税務基準額との一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除に対して認識しております。企業結合以外の取引で、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(税務上の欠損金)にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の当初認識に係る差異については、繰延税金資産及び負債を認識しておりません。さらに、のれんの当初認識において生じる将来加算一時差異についても、繰延税金負債を認識しておりません。

子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について繰延税金負債を認識しております。ただし、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高い場合には認識しておりません。子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異から発生する繰延税金資産は、一時差異からの便益を利用するのに十分な課税所得があり、予測可能な将来に解消される可能性が高い範囲でのみ認識しております。

繰延税金資産及び負債は、期末日時点において施行又は実質的に施行される法律に基づいて、資産が実現する期又は負債が決済される期に適用されると予想される税率を用いて測定しております。

繰延税金資産及び負債は、当期税金資産と負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、又は、異なる納税主体に課されているものの、これらの納税主体が当期税金資産及び負債を純額で決済することを意図している場合、もしくはこれら税金資産を実現させると同時に負債を決済することを予定している場合に相殺しております。

繰延税金資産は、未使用の税務上の欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しております。繰延税金資産は毎期末日に再査定し、税務便益を実現させるだけの十分な課税所得を稼得する可能性が高くなくなった範囲内で、繰延税金資産の帳簿価額を減額しております。

当社グループは、BEPS2.0の第2の柱モデルルールを導入するために制定または実質的に制定された税法から生じる法人所得税に係る繰延税金資産及び負債に関して、認識及び開示に対する例外を適用しています。

 

(18) 1株当たり利益

基本的1株当たり利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益を、各算定期間の自己株式を調整した普通株式の加重平均発行済株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり利益は、加重平均発行済株式数の算定において、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を考慮しております。

 

(19) セグメント報告

事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位の1つです。すべての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ各セグメントへの経営資源の配分及び業績の評価を行うために、マネジメントが定期的にレビューしております。

 

 

4 適用されていない基準書及び解釈指針

連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、2023年3月31日現在において当社グループが適用していない主なものは、以下のとおりです。IAS第12号「単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金」の適用による当社グループへの影響は軽微であります。それ以外の新設・改訂による当社グループへの影響は検討中であります。

 

基準書

基準名

強制適用時期

(以降開始年度)

当社グループ

適用年度

新設・改訂の概要

IAS第12号

法人所得税

2023年1月1日

2024年3月期

単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金の会計処理の明確化

IAS第12号

法人所得税

2023年1月1日

2024年3月期

BEPS2.0の第2の柱モデルルール適用の影響に関する開示要求

IAS第1号

財務諸表の表示

2024年1月1日

2025年3月期

特約条項付の長期債務に関して企業が提供する情報を改善

 

 

 

5 事業セグメント

当社グループにおける事業の種類別セグメントは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ、その他で構成されております。

当連結会計年度よりインダストリアルソリューションズのエレクトロニクス事業について、デジタルプロダクツへ事業区分変更を行いました。この変更に関して、前連結会計年度についても遡及適用した数値で表示しております。

事業の種類別セグメントの主な事業内容は以下のとおりです。

 

セグメント

主な事業内容

デジタルサービス

複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、パソコン、サーバー、ネットワーク関連等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア、ドキュメント関連サービス、ソリューション等の販売

デジタルプロダクツ

複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、ネットワーク関連等機器、関連消耗品等の製造・OEM、電装ユニット等の製造・販売

グラフィックコミュニケーションズ

カットシートPP(プロダクションプリンター)、連帳PP、インクジェットヘッド、作像システム、産業プリンター等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア等の製造・販売

インダストリアルソリューションズ

サーマルペーパー、サーマルメディア、産業用光学部品・モジュール、精密機器部品等の製造・販売

その他※

デジタルカメラ、360度カメラ、環境、ヘルスケア等

 

※ PFUの売上高及び損益等はその他に計上されております。

 

(注)事業セグメントとしてのデジタルサービスはオフィスサービス事業及びオフィスプリンティングの販売を主とした事業に限定した事業セグメントであり、当社グループが目指す「はたらく場をつなぎ、はたらく人の想像力を支えるデジタルサービスの会社」への変革、として掲げるデジタルサービスすべてを網羅しているものではありません。当社グループが「デジタルサービスの会社」として掲げる「デジタルサービス」は、事業セグメントではデジタルサービスの他、すべてのセグメントの事業内容に含まれております。

 

 セグメント損益は、営業利益で表示しており、当社の経営者により経営資源の配分の決定や業績の評価の目的に使用されております。セグメント損益に含まれない項目としては、主にセグメント間取引における棚卸資産・固定資産の未実現利益の消去となります。
 前連結会計年度及び当連結会計年度における事業の種類別セグメント及び地域別情報は以下のとおりです。セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、連結売上高の 10%以上を占める重要な単一顧客はありません。

 

 

(1) 事業の種類別セグメント情報

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

損益情報:

 

 

 

  売上高:

 

 

 

デジタルサービス

1,428,192

 

1,650,414

デジタルプロダクツ

377,447

 

440,376

グラフィックコミュニケーションズ

187,082

 

234,843

インダストリアルソリューションズ

102,059

 

116,335

その他

35,554

 

127,752

    セグメント間取引

371,747

 

435,540

    合計

1,758,587

 

2,134,180

  セグメント損益:

 

 

 

デジタルサービス

16,209

 

28,284

デジタルプロダクツ

41,534

 

31,577

グラフィックコミュニケーションズ

466

 

14,578

インダストリアルソリューションズ

1,504

 

3,150

その他

15,521

 

3,245

    合計

43,260

 

74,344

  セグメント損益と
  税引前利益との調整項目:

 

 

 

    消去又は全社

3,208

 

4,396

    金融収益

2,532

 

4,522

    金融費用

3,800

 

8,105

    持分法による投資損益

5,604

 

6,151

  税引前利益

44,388

 

81,308

 

セグメント間の売上高は、主にデジタルプロダクツからデジタルサービスに対する売上です。

 

 

 

前連結会計年度及び当連結会計年度のセグメントごとの資産合計、資本的支出、減価償却費及び無形資産償却費は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

資産合計:

 

 

 

 

デジタルサービス

 

905,921

 

1,018,143

デジタルプロダクツ

 

246,966

 

279,190

グラフィックコミュニケーションズ

 

126,582

 

148,347

インダストリアルソリューションズ

 

82,599

 

90,045

その他

 

34,785

 

170,340

    セグメント間取引消去

 

21,607

 

22,240

    本社又は全社

 

478,008

 

466,131

    合計

 

1,853,254

 

2,149,956

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

資本的支出:

 

 

 

 

デジタルサービス

 

20,691

 

21,741

デジタルプロダクツ

 

20,349

 

23,039

グラフィックコミュニケーションズ

 

15,903

 

18,513

インダストリアルソリューションズ

 

2,249

 

3,899

その他

 

1,689

 

5,832

    本社又は全社

 

10,161

 

7,591

    合計

 

71,042

 

80,615

 

 

 

 

 

減価償却費及び無形資産償却費:

 

 

 

 

デジタルサービス

 

43,438

 

46,600

デジタルプロダクツ

 

18,492

 

16,712

グラフィックコミュニケーションズ

 

8,796

 

9,293

インダストリアルソリューションズ

 

4,679

 

4,973

その他

 

5,324

 

10,859

    本社又は全社

 

9,750

 

9,031

    合計

 

90,479

 

97,468

 

 

 

 

 

 

各資産は、その資産から主に利益を享受する事業の種類別セグメントに割り当てられています。

本社又は全社に含まれる資産の主なものは、特定のセグメントに属さない現金及び現金同等物、その他の金融資産、持分法で会計処理されている投資、繰延税金資産です。

 

 

 

(2) 製品別売上高情報

製品別の外部顧客に対する売上高は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

売上高:

 

 

 

     デジタルサービス

1,428,192

 

1,650,414

    デジタルプロダクツ

24,466

 

26,702

    グラフィックコミュニケーションズ

187,082

 

234,843

    インダストリアルソリューションズ

99,497

 

113,572

    その他

19,350

 

108,649

    合計

1,758,587

 

2,134,180

 

 

 

デジタルサービス:

 

 

複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、パソコン、サーバー、ネットワーク関連等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア、ドキュメント関連サービス、ソリューション等

デジタルプロダクツ:

 

複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、ネットワーク関連等機器、関連消耗品等のOEM、電装ユニット等

グラフィックコミュニケーションズ:

 

 

カットシートPP(プロダクションプリンター)、連帳PP、インクジェットヘッド、作像システム、産業プリンター等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア等

インダストリアルソリューションズ:

 

サーマルペーパー、サーマルメディア、産業用光学部品・モジュール、精密機器部品等

その他※:

デジタルカメラ、360度カメラ、環境、ヘルスケア等

 

※ PFUの売上高はその他に計上されております。

 

(3) 地域別情報

顧客の所在地別売上高、地域別非流動資産(有形固定資産、使用権資産、のれん及び無形資産)残高は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

売上高:

 

 

 

 

 

    日本

 

 

705,242

 

803,955

    米州

 

 

443,647

 

600,836

    欧州・中東・アフリカ

 

 

450,178

 

546,462

    その他地域

 

 

159,520

 

182,927

    合計

 

 

1,758,587

 

2,134,180

    上記米州のうち米国

 

 

367,876

 

504,769

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

非流動資産:

 

 

 

 

 

    日本

 

 

218,760

 

298,657

    米州

 

 

98,660

 

119,756

    欧州・中東・アフリカ

 

 

145,588

 

158,209

    その他地域

 

 

42,643

 

43,287

    合計

 

 

505,651

 

619,909

    上記米州のうち米国

 

 

86,293

 

107,805

 

 

 

6 企業結合

(前連結会計年度)

重要な企業結合は発生しておりません。

 

(当連結会計年度)

(株式会社PFU)

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称:株式会社PFU

事業の内容    :ドキュメントスキャナ、インダストリーコンピューティング製品等のハードウエア及び、セキュリティ・文書管理等のソフトウエアやサービス、ITインフラ構築や他企業と提携したマルチベンダーサービス等

 

② 株式の取得の理由

 本株式取得は、当社が2025年度までの計画として示している成長投資の一環となるものです。PFUは業務用スキャナで世界No.1のシェアを持ち、国内においてはクラウド構築やマネージドセキュリティサービスを展開しています。PFUを子会社化することで、業務ワークフローの入り口となる業種・業務スキャナの獲得によるデジタルサービスを支えるエッジデバイスの強化を図るほか、マルチクラウド環境の構築運用及びセキュリティサービスといったお客様に近い現場のデジタル人材やエッジデバイス・ソフトウエアの技術人材といった人的資本を強化します。これにより、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現することで、当社が事業ポートフォリオマネジメントにおいて成長加速領域と位置づけるオフィスサービス事業を拡大させます。さらに、PFUは、産業用コンピューターボードの国内市場においてNo.1のシェアを持っており、豊富な商品ラインアップを揃えています。当社のエレクトロニクス事業との連携により、生産、購買、開発面でのシナジーを創出し、コスト競争力を高めるとともに、産業用コンピュータ事業を強化し、物流や製造業等の現場のデジタル化を進める新たなエッジデバイスの開発を目指します。

 

③ 企業結合日

  2022年9月1日

 

④ 取得した議決権比率

  80%

 

(2) 取得対価及びその内訳

 現金 90,584百万円

 (注)株式取得後における価格調整が完了し、取得対価は確定しております。

 

(3) 取得関連費用

企業結合に係る取得関連費用として 236百万円が連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上されております。

 

(4) 取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん

 

 

 

 

 

 

(百万円)

 

暫定的な

公正価値

 

修正額

 

修正後の

公正価値

支払対価の公正価値

90,584

 

 

90,584

現金及び現金同等物

42,060

 

 

42,060

営業債権及びその他の債権

19,698

 

 

19,698

棚卸資産

24,322

 

 

24,322

有形固定資産

7,482

 

△1,882

 

5,600

無形資産

6,631

 

36,675

 

43,306

その他の資産

13,885

 

 

13,885

営業債務及びその他の債務

△13,575

 

 

△13,575

その他の負債

△29,344

 

△11,327

 

△40,671

純資産

71,159

 

23,466

 

94,625

非支配持分

△14,487

 

△4,517

 

△19,004

のれん

33,912

 

△18,949

 

14,963

合計

90,584

 

 

90,584

 

 

非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の認識金額に対する非支配株主の持分割合で測定しております。のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映しております。この取得は取得法を適用して会計処理し、取得価額は取得資産及び引受負債の見積公正価値に基づいて配分しております。第3四半期連結会計期間においては、取得価額は取得した資産及び負債への配分が確定しておらず、暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第4四半期連結会計期間に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれんの金額は、上記のとおり変動しております。取得日以降の営業成績は連結財務諸表に含まれております。

被取得企業の非支配株主に対して子会社株式の売建プット・オプションを付与しております。非支配株主に付与された売建プット・オプションを、取得日において、その償還金額の現在価値を金融負債として 22,485百万円認識するとともに、同額を資本剰余金から減額しております。なお、本株式取得における取得対価が確定したことに伴い、当該売建プット・オプションに係る金融負債の金額は 1,656百万円増加しております。

 

(5) 当社グループの業績に与える影響

取得日以降に生じた売上高及び当期利益はそれぞれ 86,888百万円及び 6,347百万円であります。また、当企業結合が期首に実施されたと仮定した場合、当社グループの当連結会計年度の売上高及び当期利益(プロフォーマ情報)はそれぞれ 2,181,265百万円及び 55,550百万円となります。なお、当該プロフォーマ情報は監査証明を受けておりません。

 

(その他の企業結合)

 株式会社PFUの取得を除く企業結合については、個々には重要性はないものの、全体としては重要性がある企業結合を合算して記載しております。

 

(1) 取得対価及びその内訳

 

(百万円)

現金

11,002

取得日直前に保有していた資本持分の公正価値

4,620

条件付対価

4,374

合計

19,996

 

 

(2) 取得関連費用

企業結合に係る取得関連費用として 421百万円が連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上されております。

 

(3) 取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん

 

 

(百万円)

支払対価の公正価値

19,996

流動資産

7,956

非流動資産

14,247

流動負債

△5,993

非流動負債

△4,122

純資産

12,088

非支配持分

△2,643

のれん

10,551

合計

19,996

 

 

非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の認識金額に対する非支配株主の持分割合で測定しております。のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映しております。これらの取得は取得法を適用して会計処理し、取得価額は取得資産及び引受負債の見積公正価値に基づいて配分しておりますが、当連結会計年度末では、一部の被取得企業において取得価額の取得した資産及び負債への配分が確定しておりません。そのため、今後無形資産及びのれん等の金額が変更される可能性があります。取得日以降の営業成績は連結財務諸表に含まれております。

 

(4) 段階取得に係る差益

当社グループが取得日以前に保有していた被取得企業の資本持分を取得日の公正価値で再測定した結果、企業結合による段階取得に係る差益 2,401百万円を連結損益計算書の「その他の収益」に計上しております。

 

(5) 当社グループの業績に与える影響

取得日以降に生じた損益情報、及び企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の損益情報(プロフォーマ情報)は、連結財務諸表に与える影響額に重要性がないため開示しておりません。

 

 

7 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

2022年3月31日
(百万円)

 

当連結会計年度

2023年3月31日
(百万円)

現金及び現金同等物

 

 

 

 

   現金及び預金

 

240,389

 

222,097

   預入期間が3ヶ月超の定期預金

 

△81

 

△207

連結財政状態計算書における現金及び現金同等物

 

240,308

 

221,890

   銀行当座借越

 

△6,288

 

△11,006

連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物

 

234,020

 

210,884

 

 

 

8 営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

受取手形及び電子記録債権

 

 

33,636

 

36,780

売掛金

 

 

300,998

 

369,016

その他

 

 

71,890

 

77,196

控除:貸倒引当金

 

 

△9,376

 

△6,563

合計

 

 

397,148

 

476,429

 

 

また、回収又は決済までの期間別内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

12ヶ月以内

 

 

396,425

 

475,830

12ヶ月超

 

 

723

 

599

合計

 

 

397,148

 

476,429

 

 

 

9 棚卸資産

棚卸資産の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
2022年3月31日

 

当連結会計年度
2023年3月31日

 

 

 

(百万円)

 

(百万円)

       製商品

 

 

125,831

 

190,403

    仕掛品及び原材料

 

 

106,727

 

123,965

合計

 

 

232,558

 

314,368

 

 

 

 

 

 

 

費用として認識された棚卸資産の評価減の金額は以下のとおりであり、連結損益計算書の「売上原価」に含まれています。  

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日 

 至2022年3月31日

 

当連結会計年度

(自2022年4月1日 

 至2023年3月31日

 

(百万円)

 

(百万円)

評価減の金額

7,680

 

9,368

 

 

 

 

10 有形固定資産

有形固定資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は以下のとおりです。

〔取得原価〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

建設仮勘定
(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

27,715

 

270,200

 

222,193

 

409,552

 

8,234

 

937,894

 取得

 

2,941

 

2,068

 

17,179

 

15,171

 

37,359

 企業結合による取得

 

53

 

54

 

256

 

 

363

 処分

△1,687

 

△10,822

 

△13,973

 

△20,586

 

△84

 

△47,152

 建設仮勘定からの振替

 

3,765

 

7,674

 

3,949

 

△15,388

 

 為替換算差額

120

 

4,977

 

4,489

 

15,630

 

550

 

25,766

 その他

93

 

△143

 

△671

 

△114

 

127

 

△708

2022年3月31日残高

26,241

 

270,971

 

221,834

 

425,866

 

8,610

 

953,522

 取得

 

3,007

 

2,807

 

21,820

 

17,825

 

45,459

  企業結合による取得

1,178

 

3,449

 

320

 

1,224

 

4

 

6,175

 処分

△67

 

△7,745

 

△9,225

 

△28,466

 

△54

 

△45,557

 建設仮勘定からの振替

 

2,672

 

5,647

 

8,508

 

△16,827

 

 為替換算差額

124

 

3,066

 

2,665

 

10,481

 

298

 

16,634

 その他

△60

 

230

 

△27

 

2,580

 

△1,701

 

1,022

2023年3月31日残高

27,416

 

275,650

 

224,021

 

442,013

 

8,155

 

977,255

 

 

〔減価償却累計額及び減損損失累計額〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

△1,356

 

△192,309

 

△191,627

 

△360,639

 

△745,931

 減価償却費

 

△7,622

 

△8,223

 

△24,006

 

△39,851

 処分

 

10,134

 

11,881

 

18,541

 

40,556

 減損損失

 

△12

 

△49

 

△286

 

△347

 為替換算差額

 

△3,125

 

△3,437

 

△13,445

 

△20,007

 その他

 

△56

 

696

 

△143

 

497

2022年3月31日残高

1,356

 

192,990

 

190,759

 

379,978

 

765,083

 減価償却費

 

△8,749

 

△8,171

 

△25,075

 

△41,995

 処分

 

7,010

 

8,585

 

26,456

 

42,051

 減損損失

 

△7

 

△16

 

△14

 

△37

 為替換算差額

 

△2,315

 

△2,168

 

△8,610

 

△13,093

 その他

 

△115

 

101

 

△2,572

 

△2,586

2023年3月31日残高

1,356

 

197,166

 

192,428

 

389,793

 

780,743

 

 

〔帳簿価額〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

建設仮勘定
(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

26,359

 

77,891

 

30,566

 

48,913

 

8,234

 

191,963

2022年3月31日残高

24,885

 

77,981

 

31,075

 

45,888

 

8,610

 

188,439

2023年3月31日残高

26,060

 

78,484

 

31,593

 

52,220

 

8,155

 

196,512

 

 

11 のれん及び無形資産

のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は以下のとおりです。

〔取得原価〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウエア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

338,127

 

170,380

 

91,623

 

63,706

 

21,773

 

685,609

 取得

 

12,686

 

 

 

 

12,686

 企業結合による取得

9,806

 

1

 

2,380

 

 

 

12,187

 内部開発による増加

 

 

 

20,997

 

 

20,997

 処分

 

△11,252

 

 

△10,778

 

△23

 

△22,053

 為替換算差額

29,745

 

4,645

 

5,254

 

 

1,254

 

40,898

 その他

 

△1,177

 

 

596

 

 

△581

2022年3月31日残高

377,678

 

175,283

 

99,257

 

74,521

 

23,004

 

749,743

 取得

 

12,634

 

 

 

88

 

12,722

 企業結合による取得

25,514

 

9,564

 

35,471

 

 

14,217

 

84,766

 内部開発による増加

 

 

 

22,434

 

 

22,434

 処分

 

△7,247

 

△6,613

 

△18,415

 

△391

 

△32,666

 為替換算差額

28,794

 

4,833

 

5,254

 

 

447

 

39,328

 その他

△1,681

 

△586

 

 

 

 

△2,267

2023年3月31日残高

430,305

 

194,481

 

133,369

 

78,540

 

37,365

 

874,060

 

 

〔償却累計額及び減損損失累計額〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウエア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

△192,362

 

△121,672

 

△83,737

 

△44,056

 

△18,272

 

△460,099

 償却費

 

△11,656

 

△1,414

 

△7,718

 

△658

 

△21,446

 処分

 

10,622

 

 

8,805

 

10

 

19,437

 減損損失

△306

 

△236

 

 

 

 

△542

 為替換算差額

△19,145

 

△3,081

 

△4,807

 

 

△563

 

△27,596

 その他

 

△15

 

 

 

 

△15

2022年3月31日残高

211,813

 

126,038

 

89,958

 

42,969

 

19,483

 

490,261

 償却費

 

△13,219

 

△3,777

 

△6,229

 

△1,375

 

△24,600

 処分

 

7,240

 

6,565

 

18,415

 

391

 

32,611

 減損損失

△70

 

 

 

 

 

△70

 為替換算差額

△17,806

 

△3,286

 

△4,807

 

 

△93

 

△25,992

 その他

 

646

 

 

 

 

646

2023年3月31日残高

229,689

 

134,657

 

91,977

 

30,783

 

20,560

 

507,666

 

 

 

〔帳簿価額〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウエア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2021年4月1日残高

145,765

 

48,708

 

7,886

 

19,650

 

3,501

 

225,510

2022年3月31日残高

165,865

 

49,245

 

9,299

 

31,552

 

3,521

 

259,482

2023年3月31日残高

200,616

 

59,824

 

41,392

 

47,757

 

16,805

 

366,394

 

 

開発資産の償却費は連結損益計算書の「売上原価」に、その他の無形資産の償却費は連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」にそれぞれ含めております。

 

 

12 減損損失

(1) 減損損失を認識した資産のセグメント別及び資金生成単位(グループ)別内訳

減損損失を認識した資産のセグメント別及び資金生成単位(グループ)別内訳は、以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

 オフィスプリンティング分野 計

 

 

179

 

 オフィスサービス分野 計

 

 

119

 

70

デジタルサービス 計

 

 

298

 

70

 産業印刷分野 計

 

 

265

 

37

グラフィックコミュニケーションズ 計

 

 

265

 

37

その他 計

 

 

505

 

減損損失 計

 

 

1,068

 

107

 


 
(2) 減損損失を認識した資産の種類別内訳

減損損失を認識した資産の種類別内訳は、以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

 建物及び構築物

12

 

7

 機械装置及び運搬具

49

 

16

 工具器具及び備品

286

 

14

有形固定資産 計

347

 

37

 のれん

306

 

70

 ソフトウエア

236

 

のれん及び無形資産 計

542

 

70

使用権資産 計

179

 

減損損失 計

1,068

 

107

 

 

減損損失は、前連結会計年度の連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に 762百万円、「のれんの減損」に 306百万円、当連結会計年度の「売上原価」に 2百万円、「販売費及び一般管理費」に 35百万円、「のれんの減損」に 70百万円、それぞれ含まれております。

 

 

(3) 認識した減損損失及び認識に至った事象及び状況

  (前連結会計年度)

当社グループは前連結会計年度において、重要な減損損失は計上しておりません。

 

  (当連結会計年度)

当社グループは当連結会計年度において、重要な減損損失は計上しておりません。

 

(4) のれんの減損テスト

 (前連結会計年度)

のれんの減損テストの回収可能価額は、主に使用価値に基づき算定しております。使用価値は、主として経営者が承認した事業計画と事業計画期間後の成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて計算しております。成長率は、資金生成単位又は資金生成単位グループが属する市場の長期期待成長率を参考に決定しております(△4%~2%)。割引率は、各資金生成単位又は資金生成単位グループの税引前の加重平均資本コストを基礎に算定しております(10%~13%)。事業計画は5年を限度としており、市場の長期期待成長率を超過する成長率は用いておりません。

なお、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の世界的な再拡大及び部材不足や物流の問題に伴う供給の制約による当社グループの業績への影響が翌連結会計年度以降においても一定程度残るものの、将来に向けて徐々に改善に向かうものと仮定しております。

のれんの減損テストにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響の長期化並びにオフィスの縮小や在宅勤務の定着によるオフィスへの出社率の低下といった新しい働き方の浸透を鑑み、新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には今後も完全には戻らないこと、及び部材不足や物流の問題に伴う供給の制約、並びに部材などのコスト上昇への対応等による販売価格の変動等による業績への影響を考慮しております。

翌連結会計年度中にのれんの帳簿価額に重要な修正を生じるリスクがある資金生成単位又は資金生成単位グループとしては、オフィスプリンティング(欧州販売グループ)があります。オフィスプリンティング(欧州販売グループ)における回収可能価額は、使用価値により測定しており、帳簿価額を 15,789百万円上回っております。使用価値の見積りにおいて、事業計画における複合機等の販売台数やプリント出力量及び販売価格、事業計画期間後の成長率、並びに割引率を重要な仮定と認識しております。

前連結会計年度における、成長率及び割引率の変動に関する試算結果は以下のとおりです。これは、成長率及び割引率がどの程度変動した場合に、のれんの減損損失を認識する必要があるかを試算したものです。なお、事業計画における複合機等の販売台数やプリント出力量及び販売価格については合理的に起こりうる変化があっても、帳簿価額は回収可能価額を超えることはないと考えております。

 

 

成長率

 

割引率

 オフィスプリンティング(欧州販売グループ)

 

△4.3%

 

+2.0%

 

上記以外でのれんが配分されている資金生成単位又は資金生成単位グループは、回収可能価額の基礎となっている主要な仮定(成長率、割引率等)に合理的に起こりうる変化があっても、帳簿価額は回収可能価額を超えることはないと考えております。

 

  (当連結会計年度) 

のれんの減損テストの回収可能価額は、主に使用価値に基づき算定しております。使用価値は、主として経営者が承認した事業計画と事業計画期間後の成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて計算しております。成長率は、資金生成単位又は資金生成単位グループが属する市場の長期期待成長率を参考に決定しております(△4%~2%)。割引率は、各資金生成単位又は資金生成単位グループの税引前の加重平均資本コストを基礎に算定しております(11%~15%)。事業計画は5年を限度としており、市場の長期期待成長率を超過する成長率は用いておりません。

なお、注記2 作成の基礎 (6)見積り及び判断の利用に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動の停滞及び部材不足や物流の問題に伴う供給の制約による当社グループの業績への影響は、徐々に改善しているものの、資源価格の高騰やインフレ等の影響は、翌連結会計年度以降においても一定程度残るものと仮定しております。

のれんの減損テストにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機にしたオフィスの縮小や在宅勤務の定着によるオフィスへの出社率の低下といった新しい働き方の浸透を鑑み、新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には今後も完全には戻らないこと、及び部材等のコスト上昇への対応等による販売価格の変動等による業績への影響を考慮しております。

翌連結会計年度中にのれんの帳簿価額に重要な修正を生じるリスクがある資金生成単位又は資金生成単位グループとしては、オフィスプリンティング(欧州販売グループ)があります。オフィスプリンティング(欧州販売グループ)における回収可能価額は、使用価値により測定しており、帳簿価額を十分に上回っております。使用価値の見積りにおいて、事業計画における複合機等の販売台数やプリント出力量及び販売価格、関連コスト、事業計画期間後の成長率、並びに割引率を重要な仮定と認識しております。

上記含めてのれんが配分されている資金生成単位又は資金生成単位グループは、回収可能価額の基礎となっている主要な仮定(成長率、割引率等)に合理的に起こりうる変化があっても、帳簿価額は回収可能価額を超えることはないと考えております。

 

また、減損損失認識後ののれんの帳簿価額の資金生成単位又は資金生成単位グループごとの内訳は、以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

オフィスプリンティング(販売以外の共通機能グループ)

 

70,888

 

76,517

オフィスプリンティング(欧州販売グループ)

 

51,187

 

55,298

オフィスサービス(欧州ソフトウエア開発グループ)

 

13,454

 

18,463

オフィスプリンティング(日本販売グループ)

 

4,981

 

4,981

その他の資金生成単位又は資金生成単位グループ

 

25,355

 

45,357

合計

 

165,865

 

200,616

 

 

 

 

13 リース

(1) 貸手側

リース債権はその他の金融資産に含まれております。

当社グループは、主に当社グループの製品のリース事業を行っております。これらのリース取引は、そのほとんどがファイナンス・リースに分類されます。

当社グループの製品に関する中古流通市場の存在や、顧客との契約延長等の販売上の手段を有しているため、リース機器の残存価値リスクに重要なものはありません。

 

①ファイナンス・リース

当社グループが保有するファイナンス・リースに基づく将来の受取額は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

リース投資未回収総額

 

 

 

1年以内

 

109,260

 

112,230

 

1年超2年以内

 

71,698

 

73,686

 

2年超3年以内

 

44,724

 

46,305

 

3年超4年以内

 

22,302

 

24,444

 

4年超5年以内

 

6,999

 

8,494

 

5年超

 

904

 

930

割引前リース料総額

 

255,887

 

266,089

無保証残存価値

 

△5,839

 

△5,907

控除:将来の金融収益請求額

 

△26,426

 

△28,334

最低受取リース料の現在価値

 

223,622

 

231,848

 

 

連結損益計算書に含まれるファイナンス・リースに係る損益及び収益は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

販売損益

 

32,312

 

40,865

 

正味リース投資未回収額に対する金融収益

 

16,881

 

17,685

 

 

 

②オペレーティング・リース

当社グループが保有するオペレーティング・リースに基づく将来の受取額は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

1年以内

 

11,771

 

13,886

 

1年超2年以内

 

6,830

 

5,885

 

2年超3年以内

 

3,754

 

3,697

 

3年超4年以内

 

2,117

 

2,284

 

4年超5年以内

 

1,091

 

1,154

 

5年超

 

578

 

599

割引前リース料総額

 

26,141

 

27,505

 

 

 

 

連結損益計算書に含まれるオペレーティング・リースに係る収益は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

リース収益

 

35,520

 

43,728

 

変動リースに係る収益

 

1,816

 

1,274

 

 

 

(2) 借手側

当社グループは、土地、建物、機械装置、器具備品を含む多くの資産をリースしています。当社グループが借手となるリースの情報は以下のとおりです。

 

①使用権資産

使用権資産の帳簿価額の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

土地、建物及び構築物

 

47,375

 

48,230

 

車両運搬具、器具備品及びその他

 

10,355

 

8,773

 

        合計

 

57,730

 

57,003

 

 

前連結会計年度及び当連結会計年度における使用権資産の増加額はそれぞれ 25,309百万円及び 27,676百万円です。

前連結会計年度及び当連結会計年度におけるリースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は、それぞれ 32,195百万円及び 33,237百万円です。

 

②使用権資産に関連する損益

使用権資産に関連する損益は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

使用権資産の減価償却費:

 

 

 

 

 

 土地、建物及び構築物

 

23,746

 

25,562

 

 車両運搬具、器具備品及びその他

 

5,436

 

5,311

 

         合計

 

29,182

 

30,873

 

短期リース及び少額資産のリースに係る費用

 

4,306

 

3,000

 

 

サブリース収入及びセール・アンド・リースバック取引から生じた利得又は損益は重要ではありません。

リース負債に係る金利費用については注記30 金融収益及び金融費用、リース負債の満期分析については注記25 金融商品及び関連する開示 (4)流動性リスク管理 に記載しております。

 

③延長オプション及び解約オプション

当社グループにおいては、各社がリース契約の管理に責任を負っており、リース条件は個々に交渉され、幅広く異なる契約条件となっております。延長オプション及び解約オプションは、主に営業所及び倉庫に係る不動産リースに含まれております。これらのオプションは、リース契約主体が不動産を事業に活用する上で、必要に応じて使用されております。

 

 

 

14 その他の金融資産

その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

デリバティブ資産

 

 

147

 

202

リース債権

 

 

229,461

 

237,755

控除:貸倒引当金

 

 

△8,994

 

△8,893

合計

 

 

220,614

 

229,064

流動

 

 

92,293

 

93,906

非流動

 

 

128,321

 

135,158

 

 

 

15 その他の投資

その他の投資の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

株式及び出資持分

 

 

11,841

 

18,972

社債

 

 

488

 

387

合計

 

 

12,329

 

19,359

流動

 

 

 

非流動

 

 

12,329

 

19,359

 

 

 

16 営業債務及びその他の債務

営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

支払手形及び電子記録債務

 

 

10,276

 

9,158

買掛金

 

 

167,098

 

208,924

その他

 

 

91,160

 

94,347

合計

 

 

268,534

 

312,429

 

 

 

 

17 社債及び借入金

社債及び借入金の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
2023年3月31日)
(百万円)

社債

 

 

 

 

 無担保普通社債

 

 

 

 

 (当社による発行)

 

 

 

 

 年利0.22% 償還期限2022年7月

 

13,670

 

 年利0.20% 償還期限2023年12月

 

10,000

 

10,000

 年利0.47% 償還期限2028年12月

 

10,000

 

10,000

 (連結子会社による発行)

 

 

 

 

   年利6.75% 償還期限2025年12月

 

1,729

 

1,890

   年利7.30% 償還期限2027年11月

 

2,544

 

2,780

      社債合計

 

37,943

 

24,670

 

 

 

 

 

無担保借入金

 

 

 

 

 銀行及び保険会社借入金

 

 

 

 

      加重平均年利(%)

 

0.22

 

0.39

      返済期限2032年迄

 

130,231

 

221,610

 

 

 

 

 

リース債権流動化に伴う借入負債(注記25参照)

 

260

 

99

 

 

 

 

 

       小計

 

168,434

 

246,379

 

 

 

 

 

差引-1年以内返済社債及び借入金

 

△47,392

 

△41,269

 

 

 

 

 

       合計

 

121,042

 

205,110

 

 

 

すべての普通社債は、各々の引受契約に規定されているいくつかの条件により当社グループの任意で償還できます。

普通社債には、引受契約に規定されている追加担保借入制限等いくつかの条件がありますが、当社グループは2023年3月31日現在、それらの条件を遵守しております。

 

短期借入金の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

 

期末残高

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

銀行等からの借入金

 

 

67,003

 

86,559

コマーシャルペーパー

 

 

 

30,000

 合計

 

 

67,003

 

116,559

 

 

 

 

 

加重平均年利(注)

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(%)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(%)

銀行等からの借入金

 

 

0.3

 

1.5

コマーシャルペーパー

 

 

 

0.0

 

(注)加重平均年利については、借入金等の期末残高に対する利率を記載しております。

 

 財務活動に係る負債の変動は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)                (百万円)

 

2021年4月

1日残高

財務活動

による

キャッシュ

・フローを

伴う変動

(注2)

キャッシュ・フローを

伴わない変動

2022年3月

31日残高

 

取得

為替換算

差額

その他

短期借入債務

36,620

25,961

2,909

1,513

67,003

長期借入債務

(注1)

148,948

△19,495

1,038

130,491

社債(注1)

36,839

1,104

37,943

リース負債

72,212

△31,146

25,164

3,466

△2,587

67,109

合計

294,619

△24,680

25,164

8,517

△1,074

302,546

 

(注1)1年内返済及び償還予定の残高を含んでおります。

(注2)連結キャッシュ・フロー計算書に記載している長期借入債務による調達及び長期借入債務の返済には、3か月超1年未満の借入債務の調達及び返済金額を含んでおります。

 

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)                      (百万円)

 

2022年4月

1日残高

財務活動

による

キャッシュ

・フローを

伴う変動

(注2)

キャッシュ・フローを

伴わない変動

2023年3月

31日残高

 

取得

為替換算

差額

その他

短期借入債務

67,003

40,795

4,600

4,161

116,559

長期借入債務

(注1)

130,491

89,359

1,859

221,709

社債(注1)

37,943

△13,725

452

24,670

リース負債

67,109

△32,229

24,800

3,050

1,602

64,332

合計

302,546

84,200

24,800

9,961

5,763

427,270

 

(注1)1年内返済及び償還予定の残高を含んでおります。

(注2)連結キャッシュ・フロー計算書に記載している長期借入債務による調達及び長期借入債務の返済には、3か月超1年未満の借入債務の調達及び返済金額を含んでおります。

 

 

18 引当金

当連結会計年度における引当金の増減は以下のとおりです。

 

 

資産除去
債務
(百万円)

 

製品保証
引当金
(百万円)

 

構造改革
費用引当金
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

期首残高

4,800

 

2,586

 

7,732

 

4,430

 

19,548

 増加額

537

 

1,704

 

22

 

5,642

 

7,905

 目的使用による減少額

△218

 

△789

 

△2,721

 

△6,362

 

△10,090

 戻入による減少額

△57

 

△1,395

 

△62

 

△295

 

△1,809

 割引計算による利息費用

18

 

 

 

 

18

 その他

243

 

68

 

654

 

2,778

 

3,743

期末残高

5,323

 

2,174

 

5,625

 

6,193

 

19,315

流動

168

 

2,174

 

4,057

 

4,569

 

10,968

非流動

5,155

 

 

1,568

 

1,624

 

8,347

 

 

資産除去債務は、主に賃借事業所・建物等に対する原状回復義務及び固定資産に関連する有害物質の除去に関するものです。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、主に連結会計年度期末日より1年を経過した後の時期であることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けます。
 製品保証引当金は、製品が合意された仕様に従っているという保証に対する費用支出に備えるため、保証期間内の費用見積額に基づき計上しております。なお、製品保証引当金繰入額は、連結損益計算書上、「売上原価」に含めて表示しております。

構造改革費用引当金は、さらなる競争力強化のために固定費の削減を進める等、構造改革活動に対する費用支出に備えるために計上しております。支払時期は、主に翌連結会計年度に支払われることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けます。

その他の引当金には、訴訟損失引当金等が含まれております。

 

 

19 その他の金融負債

その他の金融負債の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

デリバティブ負債

2,079

 

362

条件付対価

 

7,245

非支配持分に係る売建プット・オプション負債

 

22,541

合計

2,079

 

30,148

流動

2,079

 

2,582

非流動

 

27,566

 

 

 

 

20 政府補助金

政府補助金は、その補助金交付に付帯する諸条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。収益に関する補助金は、補助金により補償される期間にわたって、純損益として認識しています。純損益として認識された補助金については主に関連する費用から控除しております。また、資産の取得に対する補助金は、繰延収益として認識し、補助金の対象設備の耐用年数にわたって、純損益で認識しております。

前連結会計年度及び当連結会計年度における収益に関する補助金は、主として、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う従業員の雇用等に関わる政府補助金であります。また、資産の取得に対する補助金は、主として、当社開発拠点及び国内製造子会社における生産設備の投資案件に関連して発生したものです。

前連結会計年度及び当連結会計年度において 7,954百万円及び 4,353百万円を連結損益計算書に純損益として認識しております。内訳としては、前連結会計年度において「売上原価」から 4,281百万円、「販売費及び一般管理費」から 2,531百万円控除するとともに、「その他の収益」に 1,142百万円含まれております。当連結会計年度において「売上原価」から 1,924百万円、「販売費及び一般管理費」から 1,619百万円控除するとともに、「その他の収益」に 810百万円含まれております。

前連結会計年度末及び当連結会計年度末における政府補助金の残高は、3,383百万円及び 3,210百万円であり、連結財政状態計算書の「その他の流動負債」「その他の非流動負債」に繰延収益として含まれております。
 繰延収益として認識された政府補助金に付随する未履行の条件もしくはその他の偶発事象はありません。

 

 

21 法人所得税

繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は以下のとおりです。

前連結会計年度

 (自2021年4月1日

   至2022年3月31日)

期首残高

純損益を

通じて認識

その他の

包括利益に

おいて認識

企業結合に

よる増加

その他

(為替換算

差額等)

期末残高

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

繰延税金資産:

 

 

 

 

 

 

 未払費用

22,805

△386

477

22,896

  未実現利益

9,331

931

665

10,927

  減価償却費及び
 償却額

12,321

△3,361

811

9,771

 退職給付に係る負債

24,229

△6,579

△4,431

519

13,738

 繰越欠損金

28,700

6,279

1,960

36,939

 その他

23,614

1,951

48

25,613

 繰延税金資産合計

121,000

△1,165

△4,431

4,480

119,884

繰延税金負債:

 

 

 

 

 

 

子会社及び関連会社の未分配利益

△1,946

△91

△53

△2,090

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

△3,402

1,547

△40

△1,895

 のれん及び無形資産

△19,976

△2,966

△570

△189

△23,701

 その他

△15,294

1,874

△138

△1,578

△15,136

 繰延税金負債合計

△40,618

△1,183

1,409

△570

△1,860

△42,822

 

 

 

当連結会計年度

 (自2022年4月1日

   至2023年3月31日)

期首残高

純損益を

通じて認識

その他の

包括利益に

おいて認識

企業結合に

よる増加

その他

(為替換算

差額等)

期末残高

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

繰延税金資産:

 

 

 

 

 

 

 未払費用

22,896

1,614

1,883

330

26,723

  未実現利益

10,927

1,082

757

620

13,386

  減価償却費及び
 償却額

9,771

△2,110

495

10

8,166

 退職給付に係る負債

13,738

△2,912

△2,009

956

101

9,874

 繰越欠損金

36,939

838

247

671

38,695

 その他

25,613

△5,334

1,814

1,433

23,526

 繰延税金資産合計

119,884

△6,822

△2,009

6,152

3,165

120,370

繰延税金負債:

 

 

 

 

 

 

子会社及び関連会社の未分配利益

△2,090

△1,229

△368

16

△3,671

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

△1,895

△270

△480

△2,645

 のれん及び無形資産

△23,701

△2,610

△14,381

△692

△41,384

 その他

△15,136

△935

△534

△473

△1,220

△18,298

 繰延税金負債合計

△42,822

△4,774

△804

△15,222

△2,376

△65,998

 

 

 

当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除の一部又は全部が将来課税所得に対して利用できる可能性が高いかどうかを考慮しております。最終的な繰延税金資産の実現は、一時差異が控除可能な期間及び繰越欠損金が利用できる期間における将来の課税所得の発生に依存します。当社グループは、実現可能性の評価にあたり、繰延税金負債の実現予定時期、予想される将来の課税所得及び税務戦略を考慮しております。過去の課税所得の水準及び一時差異が控除可能な期間及び繰越欠損金が利用できる期間における将来の課税所得見込みに基づき、当社グループは当連結会計年度末現在の認識された繰延税金資産は実現する可能性が高いと考えております。繰延期間における将来の見積課税所得が減少した場合には、実現する可能性が高いと考えられる繰延税金資産は減少することになります。

なお、注記2 作成の基礎(6)見積り及び判断の利用に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動の停滞及び部材不足や物流の問題に伴う供給の制約による当社グループの業績への影響は、徐々に改善しているものの、資源価格の高騰やインフレ等の影響は、翌連結会計年度以降においても一定程度残るものと仮定しております。

繰延税金資産の回収可能性においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機にしたオフィスの縮小や在宅勤務の定着によるオフィスへの出社率の低下といった新しい働き方の浸透を鑑み、新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には今後も完全には戻らないこと、及び部材等のコスト上昇への対応等による販売価格の変動等による業績への影響を考慮しております。

当社グループは、日本国内においてグループ通算制度を適用しており、認識された繰延税金資産の大部分は通算グループに係る繰延税金資産であります。将来の通算グループの課税所得の見積りにおいて、事業計画におけるオフィスサービス事業の売上高、複合機やトナー等の消耗品の販売価格と販売数量、及び関連コスト等を重要な仮定と認識しております。

 

 

 

繰延税金資産を認識していない繰越欠損金及び将来減算一時差異、繰越外国税額控除は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

 

 

(百万円)

 

(百万円)

繰越欠損金

 

125,604

 

135,158

将来減算一時差異

 

3,071

 

4,396

繰越外国税額控除

 

602

 

436

       合計

 

129,277

 

139,990

 

 

繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

 

 

(百万円)

 

(百万円)

4年以内

 

44,531

 

64,841

5年目以降

 

81,073

 

70,317

       合計

 

125,604

 

135,158

 

 

上記にはグループ通算制度の適用外である、地方税(住民税及び事業税)にかかる繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額を含めておりません。前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の地方税(住民税及び事業税)にかかる繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額は、それぞれ住民税分 32,417百万円及び 12,972百万円、事業税分 85,686百万円及び 64,563百万円です。

 

前連結会計年度又は当連結会計年度において税務上の欠損金が発生しており、かつ繰延税金資産の回収可能性が将来の課税所得の有無に依存している当社又は一部の子会社について、繰延税金負債を超過する繰延税金資産を前連結会計年度及び当連結会計年度において 63,413百万円及び 49,839百万円認識しております。これは当社及び各子会社が繰越欠損金、繰越外国税額控除及び将来減算一時差異を使用できるだけの課税所得を稼得する可能性が高いとする判断に基づいております。

なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、通算グループにおいて税務上の欠損金が生じているため、通算グループに関する繰延税金資産を含めております。

 

当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)

 

(百万円)

 

(百万円)

法人所得税費用:

 

 

 

 当期税金費用

 

 

 

  当期

11,415

 

14,071

  当期税金費用計

11,415

 

14,071

 繰延税金費用

 

 

 

  一時差異の発生と解消

3,559

 

7,791

  過年度未認識の繰越欠損金又は一時差異の変動額

△1,211

 

3,805

  繰延税金費用計

2,348

 

11,596

       法人所得税費用

13,763

 

25,667

 

 

 

税金費用には、従前は未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額が含まれております。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における税金費用の減少額はそれぞれ 4,837百万円及び 5,939百万円であります。

当社及び国内の連結子会社は、所得に対する種々の税金を課せられております。前連結会計年度及び当連結会計年度における法定実効税率は 31%です。

 

 

標準法定実効税率と実効税率との差異は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

標準法定実効税率

31%

 

31%

税務上損金算入されない費用

5

 

1

税務上益金算入されない収益

△1

 

△0

未認識の繰延税金資産

△3

 

5

法人所得税エクスポージャー

△6

 

△1

子会社及び関連会社の未分配利益に係る税額

5

 

5

海外連結子会社の法定税率との差異

△5

 

△6

のれんの減損

0

 

0

持分法による投資損益

△4

 

△2

その他

9

 

△1

実効税率

31

 

32

 

 

当社は、国内子会社で発生した未分配利益については、国内税法により国内子会社からの配当金がほぼ無税であるため、繰延税金負債を計上しておりません。また、海外子会社における前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の投資に係る将来加算一時差異 378,696百万円及び 434,292百万円について、当社が一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高いと認められるため、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。

 

 

22 従業員給付

(1)確定給付型制度

 当社グループは、確定給付型制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。給付額は、従業員の勤続年数や給与水準等に基づき算定されております。上記の年金制度への拠出額は、賃金及び給与の一定の比率により年金数理計算され、将来の年金給付に備えて積み立てられております。

 当社及び一部の連結子会社は、年金規約に基づく規約型年金制度を設けております。当社及び一部の連結子会社は、従業員の同意を得て、受給資格、給付内容・方法、掛金負担等年金制度の内容を規定したリコーグループ企業年金規約を定め、年金規約について厚生労働大臣の承認を受けております。掛金の払込み及び積立金の管理等に関して信託銀行や保険会社等と契約を締結し制度を運営しております。契約を締結した信託銀行等は、年金資産の管理・運用を行うとともに、年金数理計算や年金・一時金の支給業務を行います。
 当社及び一部の連結子会社は、法令、法令に基づく厚生労働大臣の処分及び規約を遵守し、加入者等のため忠実にその業務を遂行しなければならず、自己又は加入者等以外の第三者の利益を図る目的をもって資産管理運用契約を締結すること及び積立金の運用に関し特定の方法を指図することは禁止されております。

 前連結会計年度及び当連結会計年度に、海外の一部の連結子会社の退職給付制度において年金バイアウトを実施しました。これに伴い前連結会計年度及び当連結会計年度において清算損益を認識しております。

 

前連結会計年度及び当連結会計年度の確定給付制度債務の現在価値及び制度資産の変動は以下のとおりです。

 

国内制度

 

海外制度

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

確定給付負債の純額の
期首残高

30,876

20,275

 

38,686

22,163

確定給付制度債務の
現在価値の変動

 

 

 

 

 

期首残高

210,118

200,215

 

265,934

251,112

 当期勤務費用

6,817

6,735

 

1,438

1,137

  過去勤務費用

380

 

△56

△158

 利息費用

1,105

1,319

 

5,861

7,176

 従業員拠出

 

324

378

 数理計算上の差異(注1)

△1,498

△6,602

 

△19,035

△41,214

 清算

 

△15,025

△25,872

 支払給付

△16,327

△15,511

 

△10,580

△10,166

 企業結合による増加

12,284

 

439

59

 為替換算差額等

 

21,812

16,299

期末残高

200,215

198,820

 

251,112

198,751

制度資産の変動

 

 

 

 

 

期首残高

179,242

179,940

 

227,248

228,949

  利息収益

835

1,104

 

5,453

6,842

 制度資産に係る収益 (注2)

4,249

△5,467

 

△5,836

△35,243

 事業主拠出

12,361

12,298

 

8,545

6,188

 従業員拠出

143

 

324

378

 事業主への返還額

△420

△570

 

△719

△712

 清算

 

△14,181

△23,908

 支払給付

△16,327

△15,474

 

△10,580

△10,166

 企業結合による増加

9,499

 

 為替換算差額等

 

18,695

14,917

期末残高

179,940

181,473

 

228,949

187,245

確定給付負債の純額の
期末残高

20,275

17,347

 

22,163

11,506

 

(注1)前連結会計年度及び当連結会計年度の数理計算上の差異は主に財務上の仮定の変化により生じた差異です。

(注2)制度資産に係る収益には利息収益を含んでおりません。

 

 

確定給付制度債務の現在価値の算定に使用した重要な数理計算上の仮定(加重平均)は以下のとおりです。

 

 

 

国内制度

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

割引率

 

 

0.6%

 

1.1%

給与水準の予想上昇率

 

 

2.4%

 

2.4%

 

 

 

 

 

海外制度

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

割引率

 

 

3.0%

 

4.4%

給与水準の予想上昇率

 

 

1.9%

 

2.1%

 

 

他の仮定に変更がないとして、以下に示された割合で割引率が変動した場合、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における確定給付制度債務は以下のとおり変動します。感応度分析はその他の仮定に変更がないことを前提としておりますが、実際には他の仮定の変化が感応度分析に影響する可能性があります。なお、給与水準の予想上昇率については変動を見込んでおりません。

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

割引率

0.5%増加

△25,399

 

△19,375

0.5%減少

27,851

 

21,192

 

 

      前連結会計年度の制度資産の公正価値は以下のとおりです。

 

国内制度

 

海外制度

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

制度資産

 

 

 

 

 

 

 

持分証券:

 

 

 

 

 

 

 

 国内株式

18,047

18,047

 

 外国株式

 

5,240

5,240

 合同運用信託

47,053

47,053

 

39,043

39,043

負債証券:

 

 

 

 

 

 

 

 国内債券

 

 外国債券

 

101,611

101,611

 合同運用信託

66,590

66,590

 

74,103

74,103

その他資産:

 

 

 

 

 

 

 

 生保一般勘定

18,988

18,988

 

23,579

23,579

 その他(注)

16

29,246

29,262

 

△22,938

8,311

△14,627

制度資産合計

18,063

161,877

179,940

 

83,913

145,036

228,949

 

(注)海外制度の活発な市場における公表価格があるものは、主に金利変動やインフレ等による確定給付制度債務の現在価値の変動に制度資産を連動させるため、主にLiability Driven Investment(LDI)により運用しております。

 

 

      当連結会計年度の制度資産の公正価値は以下のとおりです。

 

国内制度

 

海外制度

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

制度資産

 

 

 

 

 

 

 

持分証券:

 

 

 

 

 

 

 

 国内株式

22,815

22,815

 

 外国株式

289

289

 

5,757

5,757

 合同運用信託

43,337

43,337

 

22,417

22,417

負債証券:

 

 

 

 

 

 

 

 国内債券

 

11

11

 外国債券

96

96

 

91,128

91,128

 合同運用信託

62,291

62,291

 

52,699

52,699

その他資産:

 

 

 

 

 

 

 

 生保一般勘定

18,188

18,188

 

22,083

22,083

 その他(注)

492

33,965

34,457

 

△12,204

5,354

△6,850

制度資産合計

23,692

157,781

181,473

 

84,692

102,553

187,245

 

(注)海外制度の活発な市場における公表価格があるものは、主に金利変動やインフレ等による確定給付制度債務の現在価値の変動に制度資産を連動させるため、主にLiability Driven Investment(LDI)により運用しております。

 

当社グループの投資の目標は、特定のリスク管理方針のもとに収益を最大化することにあります。当社グループのリスク管理方針では、投資信託、負債有価証券及び持分有価証券に投資することを認めておりますが、デリバティブ金融商品について投機的に取引することは認めておりません。当社グループは国内外の確定利回り証券や国内外の持分証券に投資する投資信託へ投資することにより、資産の多様性を確保しております。これらの投資信託は支払いが必要となった退職給付債務の支払いに充てるために、随時売却することが可能です。当社グループの国内制度の資産ポートフォリオは、大きく3つの資産区分に分類されます。約35%を持分証券で運用し、約35%を負債証券で運用し、生保一般勘定等のその他の資産で約30%を運用しております。当社グループの海外制度の投資政策は、国ごとに異なっておりますが、長期的な投資の目的及び政策は以下のように一貫しております。約15%を持分証券で運用し、約75%を負債証券で運用し、生保一般勘定等のその他の資産で約10%を運用しております。

 

翌連結会計年度の制度資産への予想拠出額は 16,080百万円です。

 

当連結会計年度末における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは 10年です。

 

(2)確定拠出型制度

当社グループでは、確定拠出年金制度を採用しております。前連結会計年度及び当連結会計年度における確定拠出年金制度にかかる年金費用はそれぞれ 10,861百万円及び 12,470百万円です。

 

(3)従業員給付費用

前連結会計年度及び当連結会計年度における連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれる従業員給付費用の合計額は、それぞれ 579,830百万円及び 674,918百万円です。

 

 

23 株式に基づく報酬

 当社における役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託を用いた株式報酬制度

(a) 株式報酬制度の内容

 当社は、当社取締役及び執行役員等(社外取締役及び非執行取締役を除く。以下、「取締役等」という。)を対象に、株主の皆様との利益共有意識を強化するとともに、持続的な成長と適切な株主還元も含めた株主価値の向上へのコミットメントを示すことを目的として、透明性・公正性の高い株価条件付の株式報酬制度を実現するため、株価条件付株式報酬制度(以下、本制度)を導入しております。

 本制度では役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託を用いております。当社が拠出する金銭を原資として当社株式が本信託を通じて取得され、当社が定める「株式交付規程」に従い、当社の取締役等に対して、制度開始日以降、対象期間中の月末に取締役等として在任していること等を権利確定条件として、毎月、役位及び制度適用日から退任時までの当社株価の伸長率とTOPIXの伸長率との比較結果に応じたポイント(1ポイント=1株)を付与するものであります。各取締役等は、原則としてその退任時に、所定の受益者確定手続きを行うことにより、付与されたポイント数に相当する当社株式等の交付等を受けることができます。

 本制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理しております。

 

(b) 期中に付与されたポイント数及びポイントの加重平均公正価値

 ポイントの付与日における公正価値は、当社株式の市場価値を、予想配当利回りを考慮に入れて修正し算定しております。期中に付与されたポイント数及びポイントの加重平均公正価値は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日

期中に付与されたポイント数

51,585

106,575

加重平均公正価値(円)

1,047

1,153

 

 

(c) 株式に基づく報酬費用

 本制度に係る費用計上額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ 54百万円及び 123百万円であり、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

 

24 資本金及びその他の資本項目

(1) 資本金

当社の発行可能株式総数及び発行済株式総数は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(株)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(株)

発行可能株式総数:

 

 

 

普通株式

1,500,000,000

 

1,500,000,000

発行済株式総数:

 

 

 

期首

744,912,078

 

637,468,178

期中増減

△107,443,900

 

△27,946,200

期末

637,468,178

 

609,521,978

 

 

 

 

 

発行済株式総数の減少は、自己株式の消却によるものです。

 

 

(2) 剰余金

 ①資本剰余金

会社法では、株式の発行に対しての払込又は給付に係る額の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれる資本準備金に組み入れることが規定されております。資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
 

 ②利益剰余金

会社法では、剰余金の配当により減少する剰余金の額の10分の1を、資本準備金及び利益剰余金に含まれる利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されております。積み立てられた利益準備金は、欠損填補に充当できます。また、株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができます。
 

当社における会社法上の分配可能額は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成された親会社の会計帳簿上の利益剰余金の金額に基づいて算定されております。
  また、会社法は分配可能額の算定にあたり一定の制限を設けております。当社の会計帳簿上、その他利益剰余金として記帳されている金額は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ 110,112百万円及び 90,869百万円であり、上記の制約を受けておりません。

 

(3) 自己株式

発行済株式総数に含まれる自己株式数は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ 468,700株及び 447,171株です。なお、当社は、役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託を設定しており、当該信託が保有する当社株式(前連結会計年度末 398,600株及び当連結会計年度末  371,400株)を、自己株式に含めております。

 

(前連結会計年度)

当社は、2021年3月3日開催の取締役会決議に基づき以下のとおり自己株式を取得しております。なお、当該自己株式の取得は2021年12月10日(受渡ベース)をもって終了しております。

 

(1)取得対象株式の種類            当社普通株式

(2)取得した株式の総数            81,230,900 株

(3)取得価額の総額                92,709,040,000 円

(4)取得期間                      2021年4月1日~2021年12月10日(受渡ベース)

(5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

 

(ご参考)

2021年3月3日開催の当社取締役会における決議内容

(1)取得対象株式の種類            当社普通株式

(2)取得し得る株式の総数          145,000,000 株(上限)

                                   (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 20.02%)

(3)株式の取得価額の総額          1,000 億円(上限)

(4)取得期間                      2021年3月4日~2022年3月3日

(5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

 

また、当社は、2022年2月4日開催の取締役会決議に基づき以下のとおり自己株式を消却しております。

 

(1)消却した株式の種類            当社普通株式

(2)消却した株式の総数            107,443,900 株

(3)消却実施日                  2022年2月28日

 

 

 

(当連結会計年度)

当社は、2022年5月10日開催の取締役会決議に基づき自己株式を取得しております。なお、当該自己株式の取得は2022年9月27日(受渡ベース)をもって終了しております。

 

(1)取得対象株式の種類            当社普通株式

(2)取得した株式の総数            27,946,200 

(3)取得価額の総額                29,999,937,700 

(4)取得期間                      2022年5月11日~2022年9月27日(受渡ベース)

(5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

 

(ご参考)

2022年5月10日開催の当社取締役会における決議内容

(1)取得対象株式の種類            当社普通株式

(2)取得し得る株式の総数          48,000,000 株(上限)

                                   (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する比率 7.5%)

(3)株式の取得価額の総額          300 億円(上限)

(4)取得期間                      2022年5月11日~2022年9月30日

(5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

 

また、当社は、2022年10月4日開催の取締役会決議に基づき以下のとおり自己株式を消却しております。

 

(1)消却した株式の種類            当社普通株式

(2)消却した株式の総数            27,946,200 株

(3)消却実施日                  2022年10月31日

 

 

(4) 配当金

 ①配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

2021年6月24日

定時株主総会

普通株式

5,391

7.5

2021年3月31日

2021年6月25日

2021年11月4日

取締役会

普通株式

8,677

13.0

2021年9月30日

2021年12月1日

2022年6月24日

定時株主総会

普通株式

8,286

13.0

2022年3月31日

2022年6月27日

2022年11月4日

取締役会

普通株式

10,361

17.0

2022年9月30日

2022年12月1日

 

(注) 2021年6月24日株主総会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。

また、2021年11月4日取締役会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

また、2022年6月24日株主総会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

また、2022年11月4日取締役会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金7百万円が含まれております。

 

 ②基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の
総額
(百万円)

配当の
原資

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

10,361

利益
剰余金

17.0

2023年3月31日

2023年6月26日

 

(注) 2023年6月23日株主総会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金6百万円が含まれております。

 

25 金融商品及び関連する開示

(1) 資本リスク管理

当社グループの資本管理は、当社グループの持続的な成長と企業価値増大を実現するため、事業発展に充分な資金を確保できる堅固な財務体質維持と効率的な資本構成の両立を方針としております。
  当社グループは有利子負債から現金及び預金を控除したネット有利子負債及び親会社の所有者に帰属する持分、D/Eレシオを管理対象としており、各数値は以下のとおりです。また、経営管理上は、販売金融の負債負担を除いたネット有利子負債も対象としております。

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

有利子負債

302,546

 

427,270

現金及び預金

△240,389

 

△222,097

ネット有利子負債

62,157

 

205,173

親会社の所有者に帰属する持分合計

902,042

 

931,556

D/Eレシオ

0.07

 

0.22

 

 

(2) 市場リスク管理

① 為替リスク

(a) 為替リスク管理

当社グループは、生産活動及び販売活動の相当部分を日本以外の米国、欧州、並びに中国等その他地域で行っており、外貨建の業績、資産・負債は為替レートの変動の影響を受ける可能性があります。

当社グループは、外貨建の資産及び負債に対する外国為替レートの変動リスクを軽減することを目的として為替予約等を締結しております。

 

(b) 為替予約等

為替予約等の詳細は以下のとおりです。

    為替予約等

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

 

 

為替

レート

契約残高

(百万円)

公正価値

(百万円)

 

為替 

レート

契約残高(百万円)

公正価値

(百万円)

ドル/円

 

¥122.39

 

¥133.53

1,647

ユーロ/円

 

¥136.70

13,670

△710

 

¥145.72

1,749

△29

ポンド/ユーロ

 

€1.18

46,213

△255

 

€1.14

42,064

58

 

 

(c) 為替感応度分析

各連結会計年度において、当社グループが保有する金融商品が米ドル、ユーロに対して日本円が1円円高となった場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりです。計算にあたり残高や金利等は変動しないものと仮定しております。

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

米ドル

 

94

 

△35

ユーロ

 

△131

 

△116

 

 

② 金利リスク

(a) 金利リスク管理

当社グループの有利子負債は、主に固定金利により調達している社債及び借入金であり、現在の金利リスクは当社グループにとって重要なものではないと考えております。

 

(b) 金利リスク感応度分析

当社グループが決算日現在において保有する金融商品において、金利が1%上昇した場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりです。

金利変動の影響を受ける変動金利有利子負債を対象としており、為替変動の影響等その他の要因は一定であることを前提としております。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

税引前利益

 

△107

 

△84

 

 

(3) 信用リスク管理

① 企業の有する金融資産の信用リスク

当社グループの営業活動から生じる債権は取引先の信用リスクにさらされております。

信用リスクとは、取引先が契約上の義務を果たすことができなかった場合に当社グループに生じる財務上の損失リスクです。

当該リスクに関して、当社グループは、与信限度額の設定、継続した与信調査及び取引先のモニタリングを行っております。また、信用リスクの集中等の潜在的リスクを最小限に抑える必要があると考えているため、モニタリングの結果によって、信用供与の程度を調整しております。これらの財務情報のほか、将来の経済状況等も考慮して予想信用損失の認識や測定を実施しております。

当社グループでは、支払期限の超過等による回収可能性の変動等が観察できた場合に当該金融資産の信用リスクが著しく増大したものと判断しております。また、概ね180日を超過するような大幅な支払期限の超過に加えて取引先の著しい財務状況の悪化等が観察できた場合に当該金融資産が信用減損しているものと判断しております。また、法的に債権が消滅する場合等、債権の回収が合理的に見込めない場合には、金融資産の帳簿価額を直接償却しております。

 

デリバティブ取引の利用にあたっては、信用度の高い金融機関に限定しているため、信用リスクは僅少であると認識しております。

金融資産の帳簿価額の合計額は信用リスクの最大エクスポージャーを表しております。

 

(i) 営業債権及びリース債権の予想信用損失の測定

営業債権及びリース債権には単純化したアプローチを採用しているため、債権が回収されるまでの全期間の予想信用損失を用いて貸倒引当金を算定しております。

 

(ⅱ) 貸付金及びその他の債権の予想信用損失の測定

期末日時点で、貸付金及びその他の債権に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合、当社グループでは過去の貸倒実績及び経済状況等の将来予測情報に基づき、将来12か月の予想信用損失を見積もることにより当該金融商品に係る貸倒引当金を算出しております。なお、貸付等の取引にあたっては与信調査を実施し、与信限度額の設定及び信用状況を定期的にモニタリングすることにより、取引先の信用状況に応じて適切な管理を行っているため、信用リスクは僅少であると判断しております。

 

 

② 予想信用損失から生じた金額に関する定量的・定性的情報

営業債権及びリース債権に係る貸倒引当金は以下のとおりです。

 

 

 

信用減損していない

債権に係る貸倒引当金

 

信用減損している

債権に係る貸倒引当金

 

合計

 

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

2021年4月1日残高

 

10,720

 

4,572

 

15,292

  繰入額(純額)

 

257

 

3,116

 

3,373

  目的使用

 

△586

 

△1,034

 

△1,620

  為替換算差額

 

715

 

610

 

1,325

2022年3月31日残高

 

11,106

 

7,264

 

18,370

  繰入額(純額)

 

768

 

△890

 

△122

  目的使用

 

△1,588

 

△2,425

 

△4,013

  為替換算差額

 

738

 

483

 

1,221

2023年3月31日残高

 

11,024

 

4,432

 

15,456

 

 

債権残高及び貸倒引当金の期日別分析は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

債権残高

 

貸倒引当率

 

全期間の貸倒引当金

 

(百万円)

 

(%)

 

(百万円)

180日以内

 

553,706

 

2.0

 

11,106

180日超

 

10,389

 

69.9

 

7,264

合計

 

564,095

 

3.3

 

18,370

 

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

債権残高

 

貸倒引当率

 

全期間の貸倒引当金

 

(百万円)

 

(%)

 

(百万円)

180日以内

 

632,631

 

1.7

 

11,024

180日超

 

10,920

 

40.6

 

4,432

合計

 

643,551

 

2.4

 

15,456

 

 

(4) 流動性リスク管理

当社グループは、事業資金を金融機関からの借入金又は社債発行等により調達しております。このため、資金調達環境の悪化等により債務を履行できなくなるリスクにさらされております。

当社及び一部の連結子会社は金融機関と借入枠並びに当座借越についての契約を締結しており、コマーシャルペーパー発行プログラムを保有しております。また当社グループは、各地域に設置している金融子会社を中心にグループ企業間で手元流動性を有効活用するグループ内の資金融通の制度を構築しております。流動性リスクに対しては、資金調達手段の多様化を図り、複数の金融機関との間でコミットメント・ラインを設定しております。

 

保証債務以外の金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

帳簿価額

契約上のキャッシュ・フロー

1年内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 営業債務及びその他の
 債務

268,534

268,534

268,534

 短期借入金

67,003

67,195

67,195

 長期借入金

130,491

131,037

33,961

30,016

55,633

1,033

10,361

33

 社債

37,943

39,793

14,049

10,364

349

2,050

233

12,748

 リース負債

67,109

71,342

23,614

15,260

10,151

6,415

5,293

10,609

小計

571,080

577,901

407,353

55,640

66,133

9,498

15,887

23,390

デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 為替予約等

2,079

2,079

2,079

小計

2,079

2,079

2,079

合計

573,159

579,980

409,432

55,640

66,133

9,498

15,887

23,390

 

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

帳簿価額

契約上のキャッシュ・フロー

1年内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 営業債務及びその他の
 債務

312,429

312,429

312,429

 短期借入金

116,559

117,684

117,684

 長期借入金

221,709

225,061

32,115

62,326

38,104

11,339

41,595

39,582

 社債

24,670

26,254

10,393

378

2,236

250

2,962

10,035

 リース負債

64,332

67,557

23,112

15,579

9,453

6,154

3,613

9,646

 条件付対価

7,245

7,245

2,220

2,859

1,797

369

 非支配持分に係る売建
 プット・オプション
 負債

22,541

22,670

22,670

小計

769,485

778,900

497,953

103,812

51,590

18,112

48,170

59,263

デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 為替予約等

362

362

362

小計

362

362

362

合計

769,847

779,262

498,315

103,812

51,590

18,112

48,170

59,263

 

 

 

当社及び一部の連結子会社は金融機関と借入枠及び当座借越についての契約を締結しております。また当社及び一部の連結子会社はコマーシャルペーパーの発行プログラムを保有しております。これらの信用枠の合計及び使用状況は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
2022年3月31日
(百万円)

 

当連結会計年度
2023年3月31日
(百万円)

借入枠及び当座借越枠

 

 

 

 

 使用

 

300

 

7

 未使用

 

232,300

 

236,181

合計

 

232,600

 

236,188

 

 

 

 

 

コマーシャルペーパー発行枠

 

 

 

 

 使用

 

 

30,000

 未使用

 

136,717

 

110,059

合計

 

136,717

 

140,059

 

 

 

(5) 金融商品の公正価値

 金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
2022年3月31日
(百万円)

 

当連結会計年度
2023年3月31日
(百万円)

 

 

帳簿価額

公正価値

 

帳簿価額

公正価値

<資産>

 

 

 

 

 

 

リース債権

 

220,467

224,834

 

228,862

232,006

デリバティブ資産

 

147

147

 

202

202

株式及び出資持分

 

11,841

11,841

 

18,972

18,972

社債

 

488

488

 

387

387

合計

 

232,943

237,310

 

248,423

251,567

 

 

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

 

 

デリバティブ負債

 

2,079

2,079

 

362

362

条件付対価

 

 

7,245

7,245

非支配持分に係る売建プット・オプション負債

 

 

22,541

22,541

社債及び借入金

 

121,042

117,985

 

205,110

199,713

合計

 

123,121

120,064

 

235,258

229,861

 

 

(注)1 現金及び現金同等物、定期預金、営業債務及びその他の債務

      これらの勘定は短期間で決済されるので、帳簿価額と公正価値が近似しております。そのため、上記の表中には含めておりません。

 2 営業債権及びその他の債権

      営業債権及びその他の債権のうち、短期間で決済される債権については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。なお、重要性の乏しい債権については上記の表中に含めておりません。

 3 リース債権

   リース債権については、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察不能なインプットを含む評価技法に基づき公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

 4 デリバティブ

   デリバティブには、為替予約等が含まれており、金融機関より入手した見積価格や利用可能な情報に基づく適切な評価方法により公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。

 5 株式及び出資持分、社債

   株式及び出資持分、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場の株式及び出資持分が含まれております。市場性のある株式及び社債は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場の株式及び出資持分は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法に基づき公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

 6 社債及び借入金

   社債及び借入金のうち、12ヶ月以内に償還及び返済される部分については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。

   社債及び借入金については、契約ごとの将来キャッシュ・フローから、類似の満期日の借入金に対して適用される期末借入金利を用いて割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。

7 条件付対価

 条件付対価については、被取得企業の将来の業績や支払額等を考慮して公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

8 非支配持分に係る売建プット・オプション負債

 非支配持分に係る売建プット・オプション負債の公正価値として記載している金額は、将来キャッシュ・フローを行使時点までの期間及び期末日時点の信用リスクを加味した利率で割り引く方法により算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値として記載している金額を算定しているため、レベル2に分類しております。

 9 各金融資産及び金融負債の事後測定方法

   IFRS第9号「金融商品」に基づく各金融資産及び金融負債の測定方法は、以下のとおりです。

   償却原価で測定:営業債権、社債(負債)及び借入金、非支配持分に係る売建プット・オプション負債

    純損益を通じて公正価値で測定:デリバティブ資産、株式及び出資持分、デリバティブ負債、条件付対価

    その他の包括利益を通じて公正価値で測定:株式及び出資持分、社債(資産)

 

 

当社グループは、取引関係の維持・強化を目的として保有する資本性金融商品に対する投資について、その保有目的に鑑み、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に対する投資の主な銘柄ごとの公正価値は次のとおりです。

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

 

 

銘柄

 

公正価値

(百万円)

㈱大塚商会

 

1,694

日本電産㈱

 

1,189

三愛オブリ㈱

 

1,045

Sindoh Co., Ltd.

 

1,010

ウシオ電機㈱

 

913

東海旅客鉄道㈱

 

638

久光製薬㈱

 

432

XAVIS.Co.,Ltd.

 

343

東京海上ホールディングス㈱

 

245

エヴィクサー㈱

 

240

 

 

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

 

銘柄

 

公正価値

(百万円)

サイボウズ㈱

 

5,108

㈱大塚商会

 

1,827

三愛オブリ㈱

 

1,526

Sindoh Co., Ltd.

 

1,057

日本電産㈱

 

834

ウシオ電機㈱

 

833

東海旅客鉄道㈱

 

632

XAVIS.Co.,Ltd.

 

482

久光製薬㈱

 

446

東京海上ホールディングス㈱

 

263

 

 

(注)三愛石油株式会社は2022年4月1日に三愛オブリ株式会社へ社名を変更しております。

 

当社グループは、資産の効率的活用や業務上の関係の見直し等により、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の一部を売却により処分し、認識を中止しております。期中で売却した銘柄の売却時における公正価値、売却に係る累積利得又は損失及び受取配当金の合計額は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日

  至2022年3月31日

(百万円)

当連結会計年度

(自2022年4月1日

  至2023年3月31日

(百万円)

公正価値

 

3,803

566

累積利得(△損失)

 

2,250

227

受取配当金

 

98

5

 

 

前連結会計年度及び当連結会計年度における、期末日時点で保有しているその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産より認識された受取配当金はそれぞれ 875百万円及び 521百万円です。

 

当社グループでは、その他の資本の構成要素として認識していたその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の累積利得又は損失は、当該金融資産の公正価値が著しく下落した場合、又は認識を中止した場合にその他の包括利益の累積額から利益剰余金に振り替えております。前連結会計年度及び当連結会計年度における利益剰余金へ振り替えたその他の包括利益の累積利得はそれぞれ 1,547百万円及び 159百万円です。

 

(6) 連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定

以下は金融商品を当初認識した後、公正価値で測定された金融商品の分析であります。分析に使用する公正価値ヒエラルキーは、以下のように定義付けられております。

なお、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。

 

レベル1・・・

活発な市場における公表価格により測定された公正価値

レベル2・・・

レベル1以外の、観察可能なインプットを直接、又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3・・・

観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

 

公正価値により測定された金融商品

前連結会計年度
(2022年3月31日)

レベル1
(百万円)

レベル2
(百万円)

レベル3
(百万円)

合計
 (百万円)

<資産>

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 デリバティブ資産

147

147

 株式及び出資持分

1,259

1,259

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融

資産

 

 

 

 

 株式及び出資持分

8,830

1,752

10,582

 社債

488

488

合計

9,318

147

3,011

12,476

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で

測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

2,079

2,079

合計

2,079

2,079

 

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

レベル1
(百万円)

レベル2
(百万円)

レベル3
(百万円)

合計
 (百万円)

<資産>

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 デリバティブ資産

202

202

 株式及び出資持分

1,517

1,517

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融

資産

 

 

 

 

 株式及び出資持分

14,422

3,033

17,455

 社債

387

387

合計

14,809

202

4,550

19,561

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で

測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

362

362

 条件付対価

7,245

7,245

合計

362

7,245

7,607

 

(注)1 デリバティブ

  デリバティブには、為替予約等が含まれており、金融機関より入手した見積価格や利用可能な情報に基づく適切な評価方法により算定しているため、レベル2に分類しております。

 2 株式及び出資持分、社債

    株式及び出資持分、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場の株式及び出資持分が含まれております。市場性のある株式及び社債は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場の株式及び出資持分は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法に基づき公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

3 条件付対価

条件付対価については、被取得企業の将来の業績や支払額等を考慮して公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

 

 

レベル3に分類されている金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の変動は見込まれておりません。

 

 レベル3に分類された金融資産の期首残高から期末残高への調整表

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日 至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)

(百万円)

期首残高

2,453

 

3,011

利得及び損失合計

 

 

 

  純損益(注1)

161

 

△435

  その他の包括利益(注2)

93

 

33

購入

369

 

1,960

売却

△64

 

△235

上場によるレベル1への振替(注3)

△100

 

その他

99

 

216

期末残高

3,011

 

4,550

 

 

 (注)1 純損益

純損益に含まれている利得及び損失は、報告期間期末時点に保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。

 

 

    2 その他の包括利益

その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、報告期間期末時点に保有するその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」(注記31 その他の包括利益 を参照)に含まれております。

 

      3 上場によるレベル1への振替

レベル1への振替は、投資先の上場に伴いその株価により公正価値を測定することが可能となったことによる振替です。

 

レベル3に分類された金融負債の期首残高から期末残高への調整表

 

 

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)

(百万円)

期首残高

 

 

企業結合等による増加

 

 

7,653

決済

 

 

△124

その他

 

 

△284

期末残高

 

 

7,245

 

 

(7) デリバティブ及びヘッジ活動

当社グループは為替、金利に係る市場リスクを管理するためにデリバティブを利用しております。しかし、グループ内規定に基づき、売買目的及び投機目的のデリバティブは保有しておりません。当社グループはすべてのデリバティブを連結財政状態計算書に公正価値で認識しております。当社グループはデリバティブの契約を締結する際に、当該デリバティブがヘッジ関係の一部として適格であるか否かの判定を行っております。

当社グループはデリバティブを、連結財政状態計算書上に計上された資産又は負債の公正価値の変動をヘッジするための公正価値ヘッジ、連結財政状態計算書上に計上された資産又は負債に付随する受払い及び予定取引に関連するキャッシュ・フローの変動をヘッジするためのキャッシュ・フロー・ヘッジのいずれかとして指定しております。

キャッシュ・フロー・ヘッジについて、キャッシュ・フローが発生すると見込まれる期間及び純損益に影響を与えることになると見込まれる期間は1年以内です。

前連結会計年度及び当連結会計年度における連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれるヘッジ会計が適用されないデリバティブの評価損益は、それぞれ 670百万円(評価損)及び 1,798百万円(評価益)です。なお、上記の評価損益は主に為替から生じたものです。

 

前連結会計年度末及び当連結会計年度末においてキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定したヘッジ手段はありません。

前連結会計年度末及び当連結会計年度末におけるキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金の残高はありません。

 

(8) 認識の中止要件を満たさない金融資産の譲渡

一部の海外子会社において、遡及権付リース債権の譲渡を行っております。これらについてはリスクと経済価値のほとんどすべてを留保しており、金融資産の認識の中止の要件を満たさないことから、対象となった債権を認識し、関連する負債を借入金として認識しております。

認識の中止要件を満たさない方法で譲渡された金融資産及び関連する負債に関する帳簿価額と、譲渡資産に関する負債が譲渡資産のみに遡及権を有している場合の公正価値は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

帳簿価額

 

公正価値

 

帳簿価額

 

公正価値

リース債権

260

 

282

 

99

 

105

借入金

260

 

260

 

99

 

99

 

 

 

 

26 その他の収益

前連結会計年度及び当連結会計年度におけるその他の収益は、以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
  至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

(百万円)

  有形固定資産及び無形資産売却益

 

14,004

 

11,738

  政府補助金

 

1,142

 

810

  企業結合による段階取得に係る差益

 

 

2,401

  その他

 

2,814

 

6,595

     合計

 

17,960

 

21,544

 

 

 

27 売上高

(1) 収益の分解

 当社グループは、注記5 事業セグメント に記載のとおり、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ、その他の5つを報告セグメントとしております。また、売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域別に分解しております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日

 至2022年3月31日)

日本

米州

欧州・中東・
アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

デジタルサービス

615,808

329,961

380,384

102,039

1,428,192

デジタルプロダクツ

16,754

669

49

6,994

24,466

グラフィックコミュニケーションズ

26,381

86,820

48,520

25,361

187,082

インダストリアルソリューションズ

37,628

22,115

17,617

22,137

99,497

その他

8,671

4,082

3,608

2,989

19,350

合計

705,242

443,647

450,178

159,520

1,758,587

顧客との契約から認識した収益

700,574

391,073

376,145

134,665

1,602,457

その他の源泉から認識した収益

4,668

52,574

74,033

24,855

156,130

 

(注)1 セグメント間の内部売上高を除いた金額を表示しております。

   2 当連結会計年度よりインダストリアルソリューションズのエレクトロニクス事業について、デジタルプロダクツへ事業区分変更を行いました。この変更に関して、前連結会計年度についても遡及適用した数値で表示しております。

   3 その他の源泉から認識した収益には、IFRS第16号に基づくリース収益等が含まれています。

 

 

当連結会計年度

(自2022年4月1日

 至2023年3月31日)

日本

米州

欧州・中東・
アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

デジタルサービス

655,306

426,610

451,926

116,572

1,650,414

デジタルプロダクツ

21,162

874

82

4,584

26,702

グラフィックコミュニケーションズ

27,189

118,027

60,229

29,398

234,843

インダストリアルソリューションズ

36,946

31,806

21,946

22,874

113,572

その他

63,352

23,519

12,279

9,499

108,649

合計

803,955

600,836

546,462

182,927

2,134,180

顧客との契約から認識した収益

799,662

531,345

459,560

151,097

1,941,664

その他の源泉から認識した収益

4,293

69,491

86,902

31,830

192,516

 

(注)1 セグメント間の内部売上高を除いた金額を表示しております。

   2 PFUの売上高はその他セグメントに計上されております。

   3 その他の源泉から認識した収益には、IFRS第16号に基づくリース収益等が含まれています。

 

収益認識の時期は以下の通りです。

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日

 至2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2022年4月1日

 至2023年3月31日)

 

一時点で移転される財又はサービス

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

合計

 

一時点で移転される財又はサービス

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

デジタルサービス

703,444

724,748

1,428,192

 

829,412

821,002

1,650,414

デジタルプロダクツ

24,223

243

24,466

 

26,508

194

26,702

グラフィックコミュニケーションズ

114,818

72,264

187,082

 

149,258

85,585

234,843

インダストリアルソリューションズ

99,497

99,497

 

113,572

113,572

その他

18,902

448

19,350

 

86,200

22,449

108,649

合計

960,884

797,703

1,758,587

 

1,204,950

929,230

2,134,180

 

(注)1 上記収益にはIFRS第15号以外のその他の源泉から認識した収益が含まれており、主にIFRS第16号に基づくリース収益等が含まれています。

   2 PFUの売上高はその他セグメントに計上されております。

   3 当連結会計年度よりインダストリアルソリューションズのエレクトロニクス事業について、デジタルプロダクツへ事業区分変更を行いました。この変更に関して、前連結会計年度についても遡及適用した数値で表示しております。

 

 当社グループの事業は、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ、その他より構成されており、各事業において製品販売及び役務の提供を行っております。
 売上高は顧客との契約において約束された対価から値引き、購入量に応じた割戻し等を控除した金額で測定しております。変動性がある値引き、割戻し等を含む変動対価については、過去、現在及び予想を含む合理的に利用可能なすべての情報を用いて当社グループが権利を得る対価の金額を見積り、重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ収益を認識しております。

 デジタルサービスやその他において、当社グループが代理人として商品の販売に関与している場合には、純額で収益を認識しております。

 なお、製品保証に関しては、顧客が当該保証を独立して購入するオプションを有しておらず、製品が合意された仕様に従っているという保証に加えて顧客にサービスを提供していないことから、引当金として会計処理しております。返品及び返金の義務並びにその他の類似の義務に重要なものはありません。

 

 

 デジタルサービス(複合機、プリンター、パソコン、サーバー等の機器)、デジタルプロダクツ(複合機、プリンターのOEM)、グラフィックコミュニケーションズ(プロダクションプリンター、インクジェットヘッド、作像システム、産業プリンター等)の製品は、通常機器が設置され、顧客の受け入れが得られた時点で、また、関連消耗品は、物品の引渡時点において顧客に製品の法的所有権、物理的占有、製品の所有に伴う重大なリスク及び経済価値が移転し、履行義務が充足されると判断していることから、それぞれ当該時点で収益を認識しております。

 インダストリアルソリューションズ(サーマルペーパーや産業用光学部品等)及びその他の主要な製品の販売の収益は、通常物品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、当該物品の引渡時点で収益を認識しております。

 デジタルサービスのオフィスプリンティング事業及びグラフィックコミュニケーションズの商用印刷事業においては顧客の機器の使用量に応じた従量料金、固定料金、又は基本料金に加えて使用量に応じた従量料金を請求する製品のメンテナンス契約による収益を認識しております。当社グループは、メンテナンス契約の履行義務を、契約に基づき、機器を常時利用可能な状態を顧客に提供することと判断しており、これらの収益を、関連する履行義務を充足するにつれて一定期間にわたり認識しております。固定料金のメンテナンス契約については顧客との契約に係る取引額を契約期間にわたり均等に収益認識しております。機器の使用量に応じた従量料金及び基本料金に加えて使用量に応じた従量料金を請求するメンテナンス契約については、顧客への請求金額により収益を認識しております。
 デジタルサービスのオフィスサービス事業におけるソフトウエアサービス等の販売については、主にライセンス提供型及びその保守サービスとクラウド型サービスの2種類に分かれます。ライセンス提供型については、顧客仕様に応じたソフトウエアが提供され、顧客の受け入れが確認できた時点で履行義務が充足されたと判断して収益を認識しております。他方、保守サービスについては、一定の期間にわたり製品のメンテナンスやサポート業務等を実施するものであり、一定期間にわたって履行義務が充足されるため、時の経過に応じて収益を認識しております。またクラウド型サービスについては顧客仕様に応じたアプリケーションを通じてサービスを一定期間にわたり提供しており、同様に時の経過に応じて収益を認識しております。

 割賦販売契約に基づく債権は割賦払い期間にわたって月次で請求されるため、金融要素について調整しております。それ以外の契約では取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含まれておりません。

 

(2) 契約残高

 顧客との契約から生じた債権及び顧客との契約から生じた負債は以下のとおりです。

 

 

当連結会計年度期首
(2022年4月1日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 顧客との契約から生じた債権

372,249

 

445,253

 契約負債

68,366

 

86,232

 

 

 連結財政状態計算書において、契約負債は、「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含まれています。契約負債は主に、メンテナンス契約に関する顧客からの前受金に関連するものであります。
 認識された収益について、期首時点で契約負債に含まれていた金額は、前連結会計年度と当連結会計年度において、それぞれ 28,030百万円及び 37,805百万円であります。また、前連結会計年度及び当連結会計年度において、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。 

 

(3) 残存履行義務に配分した取引価格

 個別の契約期間が1年を超える契約における、未充足の履行義務に配分した取引価格は前連結会計年度と当連結会計年度において、それぞれ 198,575百万円及222,127百万円であります。当該取引価格は、主に顧客に販売される機器のメンテナンス契約に係るものであり、固定料金契約、また、従量料金契約の基本料金部分が含まれております。なお、従量料金契約の従量料金部分は含まれておりません。当該取引価格が収益として認識されると見込まれる期間は、概ね1年から5年であります。なお、実務上の便法を適用しており、個別の契約期間が1年に満たない契約においては開示を省略しております。

 

 

(4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産

 当社グループは、顧客との契約獲得のための増分コストのうち、回収可能であると見込まれる部分について資産として認識しており、連結財政状態計算書上は「その他の流動資産」及び「その他の非流動資産」に計上しています。契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。
 当社グループにおいて資産計上されている契約獲得のための増分コストは、主に顧客を獲得するために発生した販売員に対する手数料等です。当該資産については見積契約期間に基づき均等償却を行っております。

 

 

 

当連結会計年度期首
(2022年4月1日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

 

顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産

6,727

 

7,063

 

 

 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産から生じた償却費は、前連結会計年度と当連結会計年度において、それぞれ 4,232百万円及び 4,594百万円であります。

 

 

28 販売費及び一般管理費

前連結会計年度及び当連結会計年度における販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
  至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

(百万円)

   人件費

 

403,240

 

459,585

   減価償却費及び無形資産償却費

 

50,334

 

56,738

      発送運送費

 

27,557

 

34,523

      賃借料

 

8,661

 

8,306

      広告宣伝費

 

4,206

 

4,462

      有形固定資産及び無形資産等の減損

 

762

 

35

   その他

 

105,509

 

124,507

   合計

 

600,269

 

688,156

 

 

 

29 研究開発費

前連結会計年度及び当連結会計年度における研究開発費は、以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
  至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

(百万円)

   研究開発費

 

75,724

 

85,315

 

 

 

 

 

 

 

 

30 金融収益及び金融費用

 金融収益及び金融費用の内訳は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

金融収益

 

 

 

受取配当金

 

 

 

その他の包括利益を

通じて公正価値で測定する金融資産

973

 

526

受取利息

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

1,116

 

3,876

その他の包括利益を

通じて公正価値で測定する金融資産

22

 

20

その他の金融収益

421

 

100

合計

2,532

 

4,522

 

 

 

 

金融費用

 

 

 

支払利息

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

2,188

 

4,988

リース負債

1,049

 

1,008

引当金

22

 

18

為替差損

10

 

1,349

その他の金融費用

531

 

742

合計

3,800

 

8,105

 

 

 

 

31 その他の包括利益

その他の包括利益の構成は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)

 

(百万円)

 

(百万円)

確定給付制度の再測定

 

 

 

    当期発生

14,515

 

5,097

確定給付制度の再測定 計

14,515

 

5,097

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

 

 

 

    当期発生

△1,851

 

742

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の

公正価値の純変動 計

△1,851

 

742

 

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動

 

 

 

    当期発生

△133

 

△241

    当期利益への組替修正額

723

 

164

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 計

590

 

△77

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

 

    当期発生

46,775

 

40,787

    当期利益への組替修正額

 

△196

在外営業活動体の換算差額 計

46,775

 

40,591

 

 

 

 

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分相当額

 

 

 

        当期発生

305

 

△246

        当期利益への組替修正額

△19

 

△13

      持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する

      持分相当額 計

286

 

△259

 

 

 

 

 

 

非支配持分を含むその他の包括利益に含まれる税効果調整額は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
 至2023年3月31日)
(百万円)

 

税効果
調整前

 

税効果

 

税効果
調整後

 

税効果
調整前

 

税効果

 

税効果
調整後

確定給付制度の再測定

18,946

 

△4,431

 

14,515

 

7,106

 

△2,009

 

5,097

その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動

△2,695

 

844

 

△1,851

 

1,080

 

△338

 

742

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動

728

 

△138

 

590

 

△96

 

19

 

△77

在外営業活動体の換算差額

46,775

 

 

46,775

 

41,144

 

△553

 

40,591

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分相当額

286

 

 

286

 

△259

 

 

△259

  その他の包括利益 合計

64,040

 

△3,725

 

60,315

 

48,975

 

△2,881

 

46,094

 

 

 

32 1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益は以下のとおりです。

 

(1)基本的1株当たり当期利益

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日

  至2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2022年4月1日

  至2023年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益

30,371

百万円

 

54,367

百万円

期中平均普通株式数

669,698

千株

 

616,917

千株

基本的1株当たり当期利益

45.35

 

88.13

 

 

(2)希薄化後1株当たり当期利益

 

前連結会計年度

(自2021年4月1日

  至2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2022年4月1日

  至2023年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益

30,371

百万円

 

54,367

百万円

 当期利益調整額

百万円

 

百万円

希薄化後1株当たり当期利益の計算に

使用する当期利益

30,371

百万円

 

54,367

百万円

期中平均普通株式数(注)

669,698

千株

 

616,917

千株

希薄化性潜在的普通株式の影響

 

 

 

 

 

 株式報酬

100

千株

 

158

千株

希薄化後期中平均普通株式数

669,799

千株

 

617,075

千株

希薄化後1株当たり当期利益

45.34

 

88.10

 

 

(注)基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定において、役員向け株式交付信託及び執行役員向け株式交付信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。

 

 

33 関連当事者

(1) 関連当事者との取引

関連当事者との取引(連結財務諸表において消去されたものを除く)については、以下のとおりです。

 

前連結会計年度(2022年3月31日

種類

名称

取引内容

取引金額(百万円)

科目

未決済残高(百万円)

関連会社

リコーリース株式会社

ファクタリング方式による営業債務及びその他の債務の譲渡

86,172

営業債務及びその他の債務

31,030

 

 

 当連結会計年度(2023年3月31日

種類

名称

取引内容

取引金額(百万円)

科目

未決済残高(百万円)

関連会社

リコーリース株式会社

ファクタリング方式による営業債務及びその他の債務の譲渡

73,304

営業債務及びその他の債務

23,876

 

 

(注)関連当事者との取引は市場価格等を勘案して価格交渉の上で決定しております。
    前連結会計年度及び当連結会計年度において、担保、保証取引はありません。

 

 

(2) 主要な経営幹部に対する報酬

主要な経営幹部(取締役)に対する報酬は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
 至2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)
(百万円)

報酬及び賞与

326

 

338

株式取得目的報酬

11

 

10

株価条件付株式報酬

17

 

40

合計

354

 

388

 

 

 

34 資本的支出契約及び偶発事象

前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、決算日以降の有形固定資産及びその他の資産の取得に係る既契約額は、それぞれ 7,662百万円及び 13,222百万円です。

また、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、金額的重要性のある債務保証はありません。

 

 

35 グループ企業

当社の重要な連結子会社は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況 (連結子会社)」に記載のとおりです。

 

 

36 関連会社

(1) 重要な関連会社

当社グループにおける重要な関連会社は、リコーリース株式会社(以下、リコーリース)(報告日3月31日)であります。

リコーリースは、日本国内を中心に総合リース業を営んでおり、当社製品のリース及びレンタルを行う他、当社及び国内グループ会社との間でファクタリング取引等を行っております。

 

リコーリースの要約連結財務諸表と当社グループの持分の帳簿価額との調整表は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

流動資産

 

665,836

 

704,170

非流動資産

 

557,959

 

577,543

流動負債

 

284,164

 

295,089

非流動負債

 

737,808

 

774,071

資本合計

 

201,823

 

212,553

所有持分割合

 

33.7%

 

33.7%

資本合計のうち当社グループの持分

 

68,014

 

71,822

連結調整

 

361

 

279

持分の帳簿価額

 

68,375

 

72,101

 

 

2020年4月のリコーリースの支配喪失時点において、重要な影響力に対するプレミアムを反映して、残余投資を公正価値評価しております。そのため、当社グループの持分の帳簿価額には、重要な影響力に対するプレミアムが反映されております。

前連結会計年度末及び当連結会計年度末において当社グループが保有するリコーリースの株式数に同日の株式市場における相場価格を乗じて算定した金額は、それぞれ 34,565百万円及び 39,547百万円です。

 

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日

 至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

(百万円)

売上高

 

71,897

 

76,709

当期利益

 

14,196

 

15,801

その他の包括利益

 

691

 

△645

当社グループの持分:

 

 

 

 

 

当期利益

 

4,784

 

5,339

 

その他の包括利益(△損失)

 

233

 

△218

 

包括利益合計

 

5,017

 

5,121

当社グループが受け取った配当金

 

1,138

 

1,350

 

 

(2) 個々に重要性のない関連会社

個々に重要性のない関連会社に対する当社グループの持分の帳簿価額は、以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)

関連会社

 

13,021

 

11,428

 

 

個々に重要性のない関連会社における包括利益合計に対する持分は、以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(自2021年4月1日
  至2022年3月31日)

(百万円)

 

当連結会計年度
(自2022年4月1日
  至2023年3月31日)

(百万円)

当社グループの持分:

 

 

 

 

 

当期利益

 

820

 

812

 

その他の包括利益(△損失)

 

53

 

△41

 

包括利益合計

 

873

 

771

 

 

 

37 後発事象

(業務提携並びに事業統合契約及び株主間契約の締結)

当社と東芝テック株式会社(以下、東芝テック)は、2024年4月1日から同年6月30日の間の別途定める日を効力発生日として、会社分割等により複合機等の開発・生産に関する事業を統合(以下、本事業統合)するに当たっての諸条件を定めた契約(以下、本統合契約)、及び本事業統合に係る株主間契約(以下、本株主間契約)を締結することを、2023年5月19日開催の両社の取締役会で決議しました。

 

1.背景・環境認識

オフィス向けプリンティング市場は、新型コロナウイルス感染症拡大による印刷量の急激な減少からは回復傾向にあるものの、それ以前から続くペーパーレス化の進展は継続しており、世界市場全体では今後も緩やかに減少する傾向となっています。

また、リモートワークの拡大、国内の人口減少に伴う人手不足の深刻化等を背景として、オフィスや現場におけるさまざまな業務のデジタル化ニーズが顕在化しており、各社はDX(デジタルトランスフォーメーション)需要を成長分野と位置付けて、IT(情報技術)を使ったソリューションの開発・提供に力を入れています。

各社の競争軸がハードウエア単体からソフトウエアやサービスを組み合わせた課題解決に移行するなかで、プリンティング機器の開発・生産の競争力強化は共通の課題となっています。また、地政学リスクの高まりに対応する、柔軟かつ強固なサプライチェーンの構築を求められています。一方、オフィスや現場の業務のデジタル化に向けて、プリンティングの関連技術をベースにした新たな顧客価値創出の可能性が広がっています。

 

2.本事業統合の概要

当社は、使命と目指す姿に「“はたらく”に歓びを」を掲げ、持続的な成長とさらなる発展を目指してデジタルサービスの会社への変革に取り組んでいます。お客様に寄り添い、各種エッジデバイスと最適なアプリケーションを組み合わせてお客様の業務プロセスの変革と新たな価値創造に貢献しています。

東芝テックは、経営理念である「ともにつくる、つぎをつくる。」を実践し、お客様やパートナーとともに新たな価値と社会課題解決のためのソリューションを共創するプラットフォーマーとして「グローバルトップのソリューションパートナー」になることを目指しております。

両社は、先に示した市場環境の変化に対応するために、複合機等の開発・生産を担う合弁会社を組成し、以下を実現していきます。

 

① オフィスプリンティング分野のものづくりの競争力・事業基盤の強化

オフィス向けプリンティング機器の開発・生産に関する両社の技術的な強みを持ち寄り、企画・設計開発機能の拡充を図ります。また、部品や材料の共同購買や生産拠点の相互活用を進めるとともに、地政学リスクの高まりに柔軟に対応するレジリエントなサプライチェーンの構築を進め、より一層強いものづくりの実現を目指します。さらに、使用済みの複合機を回収し、リユース・リサイクルする取り組みについても効率化や高度化を図り、循環型社会の実現に貢献してまいります。

 

② 両社の技術・リソースを活用した新たな現場ソリューションの共同企画・開発

また、本事業統合の実現により両社の保有するリソースをイノベーションの領域や個々の差異化領域により注力できるようにシフトし、競争力を高めて事業基盤の強化を図ります。さらに、東芝テックが持つバーコードプリンターやRFID等を活用した自動認識技術と、当社が持つカメラやプロジェクター等の光学・画像処理技術を融合し、顧客のDXを支援する新たなソリューションの共同企画・開発に取り組みます。

 

両社は、共創により生み出した競争力のある高品質・高付加価値な製品を、それぞれのブランドで、それぞれの会社のユニークなユーザーエクスペリエンスを追求した製品として世界市場向けに提供します。それぞれの販売チャネルを通じて、さまざまなソフトウエアやサービスと組み合わせたソリューションとして提供し、顧客基盤や強みを生かしてお客様の業務ごとのニーズに寄り添ったデジタル化やワークフロー改善による生産性の向上に貢献します。そして、お客様が取り組むオフィスや現場のDX実現を支援することで、社会課題の解決に貢献します。

 

3.本事業統合の要旨

(1)本事業統合の方式

本事業統合の範囲は、両社の国内・海外の複合機等の開発・生産に関する事業(但し、東芝テックの一部の国における事業*は除くものとし、これらを総称して以下「対象事業」といいます。当社の対象事業は「リコー対象事業」、東芝テックの対象事業は「東芝テック対象事業」といいます。)です。リコー対象事業及び東芝テック対象事業を当社の日本の子会社であるリコーテクノロジーズ株式会社(以下、本合弁会社)に承継させるため、主として吸収分割の方法により、本事業統合を実施します。

また、本事業統合後の本合弁会社への出資比率は、当社が85%、東芝テックが15%とします。

なお、以下においては、本事業統合を実施するための当社の吸収分割を「リコー吸収分割」といい、当社と本合弁会社の間で締結されるリコー吸収分割のための吸収分割契約を「リコー吸収分割契約」といいます。また、本事業統合を実施するための東芝テックの吸収分割を「東芝テック吸収分割」といい、東芝テックと本合弁会社の間で締結される東芝テック吸収分割のための吸収分割契約を「東芝テック吸収分割契約」といいます。さらに、リコー吸収分割と東芝テック吸収分割をあわせて、以下「本吸収分割」といい、リコー吸収分割契約と東芝テック吸収分割契約をあわせて、以下「本吸収分割契約」といいます。

本事業統合は、効力発生日において、本合弁会社による東芝テック対象事業の取得としてIFRS第3号「企業結合」に基づき会計処理されます。

* 当該事業についても、所定の手続が完了した後、東芝テックの判断により、東芝テック対象事業に含める可能性があります。


 (2)本事業統合の日程

両社の取締役会における本統合契約及び本株主間契約の締結の承認

2023年5月19日

本統合契約及び本株主間契約の締結

2023年5月19日

両社の取締役会における本吸収分割契約の締結の承認

未定

本吸収分割契約の締結

未定

本吸収分割の効力発生(本事業統合の効力発生)

2024年4月1日から同年6月30日の間の別途定める日(予定)

 

(注1)リコー吸収分割及び東芝テック吸収分割のいずれも、会社法第784条第2項の規定に基づく簡易吸収分割として、両社の株主総会における承認を得ずに行う予定です。

(注2)本事業統合の実施は、日本その他の国又は地域における競争法上の手続(届出等の手続及びクリアランス等の取得を含みます。)及び外資規制に基づく届出等の手続がすべて完了していること、並びに両社の対象事業の資産、事業、財務状態、経営成績又はキャッシュ・フローの状況その他の価値に重大な悪影響を及ぼす、又は及ぼす具体的なおそれのある事態が発生又は発覚していないこと等を条件としております。

(注3)上記の日程は、現時点での予定であり、今後本事業統合のための手続を進める中で、関係当局からの許認可等の取得やその他の理由により、両社で協議の上、上記日程を変更する場合があります。

 

(3)吸収分割承継会社(本合弁会社)の概要(2023年3月31日現在)

(1)名称

リコーテクノロジーズ株式会社

(2)所在地

神奈川県海老名市泉二丁目7番1号

(3)代表者役職・氏名

代表取締役 石橋幹生

(4)事業内容

事務機器、光学機器、印刷機器等の周辺機器、消耗品等の開発・設計及び販売など

(5)資本金

10百万円

(6)設立年月日

2012年12月19日

(7)発行済株式数

200株

(8)決算期

3月末日

(9)従業員数

489名

(10)主要取引先

当社

(11)主要取引銀行

なし

(12)大株主及び持株比率

当社 100%

(13)両社との当該会社の関係

資本関係

 当社 100%出資

人的関係

 当社より取締役(3名の内3名)、監査役(2名の内2名)

取引関係

 当社:設計受託・業務受託、東芝テック株式会社:OEM供給

関連当事者の該当状況

 当社の関連当事者

 

 

4.分割する事業の概要

  分割する部門の事業内容

当社

東芝テック

複合機・プリンターとその周辺機器及び関連消耗品の開発・製造・OEM

複合機、オートIDシステム並びにそれらの関連商品の開発、製造等

 

 

5.今後の見通し

  本吸収分割及び業務上の提携に伴う当社の翌連結会計年度の連結業績への影響は精査中です。 

 

(企業結合)

 当社の100%連結子会社であるRICOH EUROPE HOLDINGS PLCは、デジタルサービスの拡大に向けて、アイルランドにおけるITインフラストラクチャ、クラウド、マネージドワークプレイスサービスの大手プロバイダーであるPFHテクノロジーグループの全ての株式を2023年6月1日に取得し、同社を連結子会社としました。
  現金による取得対価は 88.25百万ユーロ *1 (13,123百万円 *2)であり、取得完了日に支払っております。
なお、取得資産及び引受負債の公正価値並びにのれんの金額については、現在算定中です。

*1 現金による取得対価のほか、株式譲渡契約において条件付対価が付されております。条件付対価は、PFH社の業績目標の達成状況に応じて合意された条件に基づいて算定され、最大28.75百万ユーロ(割引前)を支払う可能性があります。

*2 1ユーロ=148.70円(2023年6月1日付)で換算しております。

 

 

38 連結財務諸表の承認

2023年6月26日に、連結財務諸表は当社代表取締役社長執行役員 大山晃及び取締役コーポレート専務執行役員 川口俊によって承認されております。